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理想のやせる食事のバランスはこれ !食事の半分を高たんぱく食品にすべき理由とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

Text:土田 隆

5:3:2の黄金比で内臓脂肪を撃退!

内臓脂肪を落とすための、たんぱく質摂取による様々なメリットをこの章では紹介してきました。それでは、一体どれくらいの量のたんぱく質をとればいいのでしょうか。目安となるのが、次に挙げる3大栄養素の理想的な摂取バランスです。1食のうち5割を、たんぱく質を多く含む食品にし、残りの3割を炭水化物を含む食品、脂質が多く含まれる食品は2割に抑えるというもの。これは、肥満治療に長年関わってきた私の経験から導き出した割合です。

高たんぱくな食品が1食の半分を占めることに、不安や違和感を覚える人がいるかもしれません。しかし、たんぱく質量の多い食品を食べても、実際の含有量は食品全体の2割程度。みなさんが思うほど、たんぱく質がとれているわけではないのです。

ですから「1食の半分をたんぱく質にする!」くらいの気持ちで食べて、ちょうどいい分量になるはずです。さらに、たんぱく質を含む食品は腹持ちがよいとの研究結果もあるので、炭水化物や脂質のとりすぎを防げます。

胃を小さくした上で、1食の半分をたんぱく質が豊富な食品にすれば、肥満対策として鉄壁です。これを継続できれば、内臓脂肪が落ちやすくてたまりにくい体になるだけではなく、体型維持や生活習慣病を遠ざけることにも繋がります。

理想のやせる食事のバランスはこれ!

理想のやせる食事のバランスはこれ!『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

1食の半分をたんぱく質を多く含むメニューにすることで、筋肉の増加や消費エネルギーの拡大を狙います。脂質は2割程度で十分です。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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