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がん/認知症などの病気まで!?肥満によって引き起こされる様々な悪影響とは?【図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術】

Text:土田 隆

内臓脂肪が増えるとリスクが上がる!?

がん
「肥満で高濃度になったインスリンが、細胞の新陳代謝を妨げ、死ぬべきがん細胞が生き残る」など、肥満からがんを発症する原因は諸説あります。しかし、肥満とがんの相関はほぼ解明されています。

認知症
アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞へたんぱく質が蓄積されることで発症します。内臓脂肪が増えてインスリンの効きが悪くなると、その蓄積がより促進され、症状を進行させてしまいます。

睡眠時無呼吸症候群
肥満になると内臓脂肪によって腹圧が上がり、横隔膜の動きが悪くなって、呼吸能力が低下する傾向に。こうなると、肺に流入する空気が制限され、睡眠時無呼吸症候群を引き起こします。

生理不順・不妊
内臓脂肪の増加によるインスリン抵抗性によって、排卵障害が起きて生理不順の状態に。また、卵子の質の低下を招くことから、受精卵が着床しにくくなり、不妊になる場合があります。

肥満の悪影響は外科的な部位にも及びます。内臓脂肪が増えれば、それだけ体も重くなります。これが骨や関節にとって大きな負担となり、関節の炎症や変形、さらにはひざや腰の慢性的な痛みなどにも繋がっていきます。

出典:『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』

【書誌情報】
『肥満治療の名医が教える 図解 内臓脂肪がごっそり落ちる食事術』
著:土田 隆

「最近太ってしまった」、「色々な方法を試したけどなかなか痩せない」、「健康診断の数値も悪くなっている」……。運動不足やストレス、暴飲暴食など原因はさまざまですが、いつの間にかぽっこりおなかになってしまっていたり、病院でメタボの判定を受けてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。しかし痩せようと思っても思うように結果が出なかったり、ストレスから食べ過ぎてしまったり、なかなか継続するのは難しいもの。ですが、その状態を放っておくと内臓脂肪が蓄積して生活習慣病になったり、さらには重度の病へ発展することもあります。そんな悩みを持つ人に向けて、長年肥満治療を行ってきた医師が考案した、ストレス無く痩せてリバウンドもしない『内臓脂肪が落ちる最強プログム』を紹介します。そもそも今の現代人の食事量は多く、その結果として胃が大きくなってしまっていることもあるため、胃のサイズを正常化して自然と痩せていく体作ります。また、たんぱく質をしっかり取り、筋肉と代謝をアップさせて脂肪を消費するための本書オリジナル『内臓脂肪燃焼 万能ふりかけ』の作方も紹介!あらゆる食事に振りかけるだけで高たんぱく食に早変わりする魔法のようなふりかけで、みるみる体が変わります。そのほか、痩せるために必要な生活習慣や、代謝を上げるために一番鍛えるべき「広背筋」の鍛え方までしかあり解説します。誰でも簡単に痩せられて継続しやすいメソッドなので、体型が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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