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朝にたんぱく質を食べると太りにくい理由とは!?【たんぱく質の話】

Text:藤田聡

朝食で筋合成のスイッチオン

食事からたんぱく質を摂取すると、筋肉では筋たんぱく質の合成が進みます。しかし、食後から時間がたつにしたがい、筋肉は合成から一転、分解へと移行するのです。

一日の中でも最も食事の時間があく夕食後から朝食前までの間は、新たなたんぱく質の供給が滞ってしまう分、筋肉の分解が進んでいくことになります。そのため、朝食では十分な量のたんぱく質を意識的に摂取し、分解から合成へとスイッチを切り替える必要があるわけです。

ところが、私たちの食生活を振り返ってみるとどうでしょうか。夕食では肉や魚のたんぱく質が豊富なメニューを摂りやすい一方、朝食や昼食はどうしても炭水化物が中心となり、たんぱく質が不足する傾向にあります。

特に欠食する人も多い小食では、平均すると7~8g程度のたんぱく質しか摂れておらず、目標摂取量である1食約20gには到底届いていません。実際に、朝食を摂らない若者ほど筋肉量が少ないことが分かっています。また、朝食を摂らない子どもほど、炭水化物の摂り過ぎになりやすく、肥満が多くなる傾向に。

健康のためには朝食を欠かさずに摂るようにすることはもちろん、たんぱく質の量にも注意をして筋合成を促すことが大切です。食品から摂ることが難しい場合は、プロテイン等も活用して、1食20gを目標に摂取するよう努めましょう。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話』
著:藤田聡

シリーズ累計発行部数130万部突破! ダイエット・健康で超大切な『たんぱく質』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!昨今ダイエット業界でも注目を集める『たんぱく質』。せっかく痩せてもリバウンドしてしまう原因は、筋力の低下によるものが多く、その筋力を向上、維持するために欠かせないのがたんぱく質になります。「どんなものに入ってるの?」「リバウンドしないために1日に必要な量は?」「動物性と植物性の効果の違いはある?」など、たんぱく質の疑問を全て解決します。ダイエットのため、家族の健康のため、ぜひ読んで頂きたい一冊です。