「193打席で7三振」少年時代からバットコントロールに長けていた柳田悠岐【あのプロ野球選手の少年時代】

左打者にもスムーズに転向できた柳田悠岐
少年時代は「背が小さくて華奢な少年」だったという柳田悠岐。だが、野球センスはやはり抜群で、小学校6年生時にはそれまでの右打者から左打者に転向。その最初の試合でいきなり3打数3安打を放つといった驚愕のエピソードもある。
「もともと、イチローさんや野村謙二郎さんに憧れて、遊びでは左で打っていた。だから転向もそこまで苦にならなかったし、別に右でも左でも打てるなと思っていました(笑)」
柳田悠岐本人もこう語るように、左打者への転向は指導者も驚くほどスムーズにいったそうだ。
また、三振の数も極端に少なく(当時の記録では193打席でわずか7三振)、本人も「バットに当てることは難しいと思わなかった」というように、後にプロで首位打者を獲得するバットコントロールの良さも当時から。
一方、非力ながら代名詞の『フルスイング』は当時から変わらず、指導者も口を揃えて「打撃フォームはあまり変わっていない」と語る。
身体が小さくて打球は飛ばなかったが、当時からフルスイングを貫き通した。そこに大学時代の肉体改造で手に入れた強靭なフィジカルが合わさり、『球界を代表するフィジカルモンスター:柳田悠岐』が生まれたのだ。

【書誌情報】
『あのプロ野球選手の少年時代』
刊行:宝島社
プロ野球選手は一体、どんな少年時代を過ごしてきたのか――?
本書は、侍JAPANに名を連ねる日本を代表する選手たちの少年時代を、小・中学校の指導者や本人から取材した記録集です。
(まえがきより一部抜粋)
本書では、秋山翔吾、前田健太、柳田悠岐、菅野智之、山﨑康晃、鈴木誠也という6人のメジャーリーガー、プロ野球選手の少年時代を知る指導者に話を聞き、それを一冊にまとめている。
また嬉しいことに秋山翔吾、柳田悠岐、山﨑康晃といった選手本人からも、当時のエピソードを聞くことができた。
些細な思いつきからはじまったこの企画が一冊の本にまとまり、世に出るのはなんとも不思議な気持ちだ。
誰もが憧れるスーパースターにも、ひとしく『少年時代』がある。彼らがどんな子ども時代を過ごし、どんな成長曲線を描いてきたのか。
本書を通して、その『知られざる時代』を少しでも伝えることができれば幸いだ。
【本書掲載の選手】
秋山翔吾
(大津スネークス/湘南武山フェニックス→横浜金沢リトルシニア→横浜創学館高校→八戸大学→埼玉西武ライオンズ→シンシナティ・レッズ)
前田健太
(岸和田イーグレッツ→忠岡ボーイズ→PL学園高校→広島東洋カープ→ロサンゼルス・ドジャース→ミネソタ・ツインズ)
柳田悠岐
(西風五月が丘少年野球クラブ→八幡少年野球クラブシニア→広島商業高校→広島経済大学→福岡ソフトバンクホークス)
菅野智之
(東林ファルコンズ→相模原市立新町中学校→東海大相模高校→東海大学→読売ジャイアンツ)
山﨑康晃
(西日暮里グライティーズ→荒川区立尾久八幡中学校→帝京高校→亜細亜大学→横浜DeNAベイスターズ)
鈴木誠也
(荒川リトルシニア→二松學舍大学附属→広島東洋カープ)
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