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質の高い睡眠がとれる夜の過ごし方とは!?【原因不明の腰痛は自律神経が9割】

Text:小林弘幸

質の高い睡眠がとれる夜の過ごし方

●深い眠りに必要な準備とは
自律神経を整えて心因性腰痛を改善するためにも睡眠は非常に重要です。質の高い眠りにつくことができれば、翌日の体調やメンタルにも大きなメリットがあります。逆に、交感神経が優位な状態で寝ている『緊張型睡眠』などになってしまうと、眠りが浅く、疲れが取れずに体調も良くない状態になってしまいます。しかし、寝る前の行動を少し変えるだけで、睡眠の質を高めることは可能です。まず、夕食は寝る3時間前までに終えるのが理想。夕食後すぐに寝てしまうのは寝ている間にずっと消化活動をしているため、胃腸に負担がかかります。

また、前項で紹介しましたが、しっかりと入浴をすることは、質の良い眠りの基本なので、しっかりお風呂に入るようにしましょう。さらに自分の好きなアロマオイルなどを焚くのもオススメ。ラベンダーの香りなどは高いリラックス効果も期待できます。布団に入ってからもスマホやテレビをずっと見ているような状態は避けましょう。ブルーライトで目の疲れが発生する上に、情報が脳にたくさん入るのも交感神経の働きを高める一因になります。就寝の30分前には電源をオフにして眠りにつくのが大切です。仕事の関係などでバタバタと忙しい人だと寝るのが夜遅くなってしまう人も多いとは思いますが、質の良い睡眠は体調に直結しますので、できるところからぜひ取り入れてみて下さい。

眠りが浅くなるNG行動

質の良い睡眠を目指す上でのNG行動があります。どれもやってしまいがちな行動ではありますが、できるだけリラックスできる環境になるよう心がけましょう。


ぐっすり眠れる睡眠習慣

体と心がリラックスできる環境を作ってあげることが大切です。スマホ、テレビ、ゲームなども楽しいと感じるものではありますが、眠る30分前には終えて、目や脳を休めてあげましょう。


【出典】『原因不明の腰痛は自律神経が9割』
著:小林弘幸/順天堂大学医学部教授 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。スポーツ庁参与。順天堂大学医学部卒業、同大学院医学研究科を修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、現職。自律神経研究の第一人者として、トップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に携わる。『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)、『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(幻冬舎)など、著書も多数。

病院で検査してもわからない……。原因不明の腰痛を“自律神経”から改善する一冊。国内でおよそ3000万人が悩んでいるとも言われている『腰痛』。
腰痛の原因はぎっくり腰やヘルニアなど様々ですが、実はその80%以上が原因不明と言われています。コロナ禍でカラダを動かすことが少なくなったため、「座りっぱなしだったから」「運動不足だから」と腰痛の原因を運動不足や筋肉疲労によるものだと思い込み、原因を突き止めようと病院を受診しても、結果は『異常なし』。よくわからないまま筋弛緩剤や炎症を抑える薬だけ飲むも、なかなかよくならない、という人が多くいます。また、腰痛は気になるがゆえにインターネットで検索すると、ガンや膵炎などの症状と一致することもあり、長く続くと不安に煽られて毎日楽しく生活することができなくなってしまうことも。そんな長引く謎の腰痛ですが、それはストレスと自律神経の乱れから来る現代病『心因性腰痛』かもしれません。本書では、そんな原因不明の腰痛を持つ人に向けて、自律神経の名医が腰痛の原因になっている自律神経を整えて痛みを取る『心因性腰痛』の改善法を紹介します。リラックスするための入浴法から腸がよみがえる食事法、心を軽くするために必要な考え方、生活習慣など、誰でもすぐに実践できる心因性腰痛の改善法を掲載します。しつこい痛みで、マッサージ・整体・針など、どんなに骨や筋肉への治療を試しても良くならない腰痛をお持ちの方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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