腰の痛みに悩む人必見!自身の腰痛のタイプの見分け方とは?【専門医がしっかり教える 図解 腰痛の話】

腰痛の見分け方

専門医でも原因の特定は難しい

 腰痛の症状や原因は様々です。複数の要因が引き起こす場合もあり、容易には特定できません。腰痛の元凶を見つけるには、いくつかの視点から探る必要があります。

 その1つが、腰痛を起こす病気からのアプローチです。このほかにも線維筋症、うつ病といった別の診療科の担当領域が原因となる腰痛もあります。診察ではあらゆる可能性を排除せず、画像診断などから慎重に見極めていきます。

 次に痛みという視点から。骨、神経、椎間板、筋肉、内臓など、痛みを発している部位を触診や画像診断で判別します。私は患者さんの自己申告だけに頼らず、触診をすることで「実際にどこが痛むのか」を、より正確に把握できると考えています。

 さらに、なぜ腰痛が起きたのか、その要因をたどるのも大切です。骨折や打撲といったケガの有無、ストレスや生活習慣などについて、カウンセリングで「痛む理由」を探していきます。

 私たち整形外科の専門医は、こうして集めた情報から複合的な判断を下し、原因や病名を挙げています。どんな病気があてはまる可能性があるのか、目安としてご活用ください。ただし、あくまでも簡易的なものなので、正確な診断は医療機関に委ねましょう。

あなたの腰痛タイプを知ろう!

下肢伸展挙上テスト(SLR)って何?

坐骨神経など、腰部の神経の異常を確認する検査。仰向けに寝た体勢から痛みのある脚を伸ばしたまま上げていき、その角度が70 度以下の範囲で、腰や太ももの裏などに痛みが表れた場合は陽性となります。

【出典】『専門医がしっかり教える 図解 腰痛の話』著:吉原 潔

【書誌情報】
『専門医がしっかり教える 図解 腰痛の話』
著:吉原潔


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今や4人に1人が悩んでいるとも言われる国民病である『腰痛』。ぶつけた、痛めた、ぎっくり腰といった原因がハッキリしている腰痛だけでなく、
『脊柱管狭窄症』『椎間板ヘルニア』『ぎっくり腰』などによる痛みや、病院で検査しても特に異常が無いと言われるものまで、痛みの原因は多種多様にあります。
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