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腎臓をいたわるなら塩分は1日6グラムまで!塩分チェックシートで普段の塩分摂取状況を確認しよう【図解 腎臓の話】

Text:上月正博

日本人の多くは塩分過多

日本は古くから豊かな食文化を有する国で、日本人の伝統的な食事である「和食」は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)において無形文化遺産にも登録されているほどです。世界的にも健康的なイメージで見られることの多い日本食ですが、こと「塩分」に関しては必ずしもそうとはいえないようです。

世界保健機関(WHO)の推奨する成人の塩分摂取量の目安は1日5グラム。日本の厚生労働省は成人男性で1日7.5グラムとしていますが、令和元年の調査では男性で平均10.9グラム、女性は9.3グラムとどちらも大幅に上回っています。

過去10年分のデータを遡ってみると、わずかながら減少傾向はみられますが、それでも世界的にはトップクラスの摂取量です。最近は塩分に配慮した調味料や食品が増え、減塩がより身近になったことで、普段の食事でも塩分を気遣う人は増えてきています。

それでも塩分摂取量に大きな変化がないのは、気づかないうちに塩分を摂っている人が多いせいかもしれません。下の図の「塩分チェックシート」では、普段の食事の傾向から塩分の摂取状況を確認することができます。チェックした項目と合計点で、あなたの食習慣の問題点や減塩のために注意すべきポイントなど、新たな気付きがあるはずです。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』著/上月正博

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』
著:上月 正博

血液をろ過する、尿をつくる、水分や塩分、ミネラル量などを一定に保つなど、数々の重要な役割のある臓器『腎臓』。普段はあまり意識することはないものの、人間の体の中で非常に大きな役割を果たしています。しかし、加齢をはじめ、生活習慣病などで悪くしてしまうと、人工透析が必要になってしまうなど、健康寿命に直結する臓器でもあります。本書ではそんな腎臓を長く健康に保つために、腎臓の名医による、腎機能を正常に保ち、いつまでも健康でいられるコツを紹介します。『そもそも腎臓の役割って?』という基本的な知識はもちろん、1300万人以上いるといわれる『慢性腎臓病(CKD)』の話、さらに自分や家族に使える『腎機能を高める食事法』、『透析中もできる『腎リハ』』などをイラスト、図解でわかりやすく解説します。人生100年時代を長く健康に生き抜くために誰でも参考になる一冊です。

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