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意外と知らない調味料の塩分量!醤油やマヨネーズなどよく使う調味料の塩分量とは?【図解 腎臓の話】

Text:上月正博

味付けの濃い人は要注意!

減塩で大事なのは「食塩」の摂取量だけではありません。味が濃い(=塩気が強い)と感じる食品全般が対象なのです。なかでもとくに注意したいのが、普段なにげなく使ってしまいがちな調味料。味噌や醤油は味が濃く、量が多いとしょっぱくなるため、意識して量の加減がしやすいですが、それほど塩気を感じないケチャップやマヨネーズ、練りからしなどにも塩分は含まれているのです。

下の図は、おもな調味料に含まれる塩分量です。数値だけ見ると少なそうに見えますが、これらはあくまで小さじ1杯分の含有量。たとえば、だし入り味噌で味噌汁1杯(大さじ1杯相当)を作ると塩分量は2.1グラムとなり、これだけで1日の塩分摂取目標の約20%に相当します。このほかに主菜の調理に塩や醤油を使ったり、サラダにドレッシングをかけたりすれば、気づかないうちに塩分過多に陥ってしまうのも仕方ありません。

隠れ塩分を少しでも減らしたいなら、調味料はなるべく減塩のものを選び、調理時は目分量ではなく、必ず計量スプーンを使って正確な量を測るようにしましょう。また、醤油やソースなどの調味料を食卓に出す場合は、1プッシュで一定量が出る容器に詰め替えることで、うっかりかけすぎを防ぐことができます。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』著/上月正博

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』
著:上月 正博

血液をろ過する、尿をつくる、水分や塩分、ミネラル量などを一定に保つなど、数々の重要な役割のある臓器『腎臓』。普段はあまり意識することはないものの、人間の体の中で非常に大きな役割を果たしています。しかし、加齢をはじめ、生活習慣病などで悪くしてしまうと、人工透析が必要になってしまうなど、健康寿命に直結する臓器でもあります。本書ではそんな腎臓を長く健康に保つために、腎臓の名医による、腎機能を正常に保ち、いつまでも健康でいられるコツを紹介します。『そもそも腎臓の役割って?』という基本的な知識はもちろん、1300万人以上いるといわれる『慢性腎臓病(CKD)』の話、さらに自分や家族に使える『腎機能を高める食事法』、『透析中もできる『腎リハ』』などをイラスト、図解でわかりやすく解説します。人生100年時代を長く健康に生き抜くために誰でも参考になる一冊です。

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