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知らず知らずに摂っている「隠れ塩分」に要注意!気を付けたい主な食品とは?【図解 腎臓の話】

Text:上月正博

よく食べる食品の塩分にも注目

前ページでは、調味料に含まれている塩分についてご紹介しましたが、私たちが日頃よく食べている生鮮商品や加工品などにも塩分はこっそり隠れていて、気づかないうちに食べてしまっているのです。下の図は、身近な食品のなかでも塩分の含有量が高めなものをピックアップしたリストです。

数値は可食部100グラムに含まれる塩分量なので、食品によっては一度にそれほど量を食べないもの(漬物、バターなど)も載っていますが、どれも日本人には馴染みの深いものばかり。私たちの食卓にどれほど多くの「隠れ塩分」が潜んでいるかわかると思います。

こうした食品のなかでも、とくに注意したのが主菜、副菜として食卓にあがる頻度の高い肉類や魚類です。食品自体に含まれる塩分量に加え、調理後に追加で醤油などをかける人も多く、塩分過多を招く大きな原因のひとつといえます。

ほかにも魚肉を使った練り製品、うどんやそうめんなどの乾麺、食材を炒めて和えるだけのレトルト調味料なども塩分の高いものが多く注意が必要です。これらの食品は食べても1日1品程度とし、購入時には栄養成分表示で「食塩相当量(53ページ参照)」を見比べ、より塩分の少ないものを選ぶようにすることで、「隠れ塩分」を減らすことができます。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』著/上月正博

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』
著:上月 正博

血液をろ過する、尿をつくる、水分や塩分、ミネラル量などを一定に保つなど、数々の重要な役割のある臓器『腎臓』。普段はあまり意識することはないものの、人間の体の中で非常に大きな役割を果たしています。しかし、加齢をはじめ、生活習慣病などで悪くしてしまうと、人工透析が必要になってしまうなど、健康寿命に直結する臓器でもあります。本書ではそんな腎臓を長く健康に保つために、腎臓の名医による、腎機能を正常に保ち、いつまでも健康でいられるコツを紹介します。『そもそも腎臓の役割って?』という基本的な知識はもちろん、1300万人以上いるといわれる『慢性腎臓病(CKD)』の話、さらに自分や家族に使える『腎機能を高める食事法』、『透析中もできる『腎リハ』』などをイラスト、図解でわかりやすく解説します。人生100年時代を長く健康に生き抜くために誰でも参考になる一冊です。

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