走行するときの注意点
走行中の車間距離
路面が乾燥していてタイヤが新しい場合は、時速100 キロメートルで約100 メートル必要。路面が濡れてタイヤがすり減っている場合は、乾燥時などの約2倍が必要。
高速走行時に起こる現象
雨の中を高速走行すると、タイヤが浮いてハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こることがある。
空気圧の低いタイヤで高速走行を続けた場合、路面から離れる部分が波打つ「スタンディングウェーブ現象」が起こることがある。
試験にはこう出る!
No.1 高速自動車国道の本線車道を時速100 キロメートルで走行中の車間距離は、
天候などに関係なく、つねに100 メートルとればよい。
答え:✕ → 路面が濡れてタイヤがすり減っている場合は、乾燥時などの約2倍の車間距離が必要です。
No.2 雨の中を高速走行すると、タイヤが浮いてハンドルやブレーキが効かなくなることがあるが、このような現象を「スタンディングウェーブ現象」という。
答え:✕ → 設問の内容は、「ハイドロプレーニング現象」です。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.12.04