むやみに厚着をしても意味なし!? 血行を良くする“頭寒足熱”の服装術【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】

足元をあたため、体を締めつけない

漢方医学では「頭寒足熱」がよいとされます。これは頭が冷たく、足があたたかい状態のこと。足元をあたためれば体の熱エネルギーがめぐるようになり、血流がよくなるとともに毛細血管のゴースト化防止にもなります。服装を選ぶときは、この「頭寒足熱」を意識してみてください。

基本的に上半身は着込まず薄着に。下半身はズボンやスカートの下にレギンスやタイツなどを1枚プラスし、しっかりあたためます。さらに靴選びも大事。女性はハイヒールよりもローヒールを。ハイヒールは足先に体重がかかって圧迫され、血流が悪くなる恐れがあります。通勤時はスニーカーを履き、オフィスで仕事用の靴に履き替えるのも賢い方法です。

ちなみに、体を締めつけるガードルや補正下着なども血流を悪くするので、冷えが気になる人は避けましょう。

一方で、厚着しすぎるのもNG。室内があたたかいと汗をかき、逆に体が冷えてしまいます。脱ぎ着しやすい服装や、簡単に着脱できるストールやマフラーなどでこまめに調整するといいでしょう。また、一番下に着る肌着は、汗冷えしにくい天然素材がおすすめです。

冷え対策には、大きな動脈・静脈の通り道である首・手首・足首の三首をあたためることも大切。マフラーやリストウォーマー、レッグウォーマーを活用すると効率よく体があたたまります。

血液の流れがよくなる「頭寒足熱」とは?

頭寒足熱とは、足元はあたたかく、頭は冷えた状態のこと。下半身があたたまると血流が全身をめぐるようになり、不調が改善されることから漢方医学ではこの状態が健康によいとされています。

足元が冷えると全身があたたまらない。下半身があたたまれば上半身は厚着しすぎなくてOK

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜


【Amazonで購入する】

★累計300万部突破!『眠れなくなるほど面白い図解シリーズ』の健康ジャンル最新作!気になる“冷えと乾燥”を一気に改善できる名医の超メソッドを大公開!★

季節問わず、多くの人の悩みの種である“冷えと乾燥”。
寒い季節はもちろん夏場でもクーラーなどで手足がすぐに冷えてしまったり、ケアしていてもなかなか乾燥肌が治らなかったりと、いつかは良くなると思いつつ、悩んでいる人も多くいます。
冷えの大きな原因は、末端の毛細血管まで血が通っていない状態の“ゴースト血管”。
血流が悪いと手足まで血がうまく流れずに、冷えてしまいます。

また、乾燥は新陳代謝がうまくいっていないことが原因のため、血流を改善し、基礎代謝が上がることで改善していきます。

そんな冷えと乾燥を改善するのに一番重要なのが『Tie2(タイツー)』と呼ばれる血管を若返らせる酵素。
この『Tie2』を日常の中で活性化することで、自然と冷えも乾燥も無縁の体になっていきます。

本書では、温活の名医と呼ばれる著者が今までの研究の中でも効果の高い方法を厳選し、『Tie2』を活性化させる方法をプログラム化!
冷えと乾燥がダブルで一気に改善できる最強のメソッドを紹介します。

飲むだけで最強に体が温まる『ヒハツジンジャールイボスティー』や、お風呂でダブル効果の『最強塩風呂&”ながら保湿”3分パック入浴』、さらに、手足の末端神経まで一瞬で血がめぐる『手足1分運動』など、誰でもすぐにできて、効果絶大なメソッドが満載です。
冷えと乾燥が無くなれば不快感が減るだけでなく、免疫力が上がったり、肌がみるみる若返ったり、いいことばかり。

今日からすぐ始められるので、男女問わず冷え性や乾燥肌が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。

この記事のCategory

インフォテキストが入ります