【千葉県】いままで見ることができなかった貴重な資料が集結!市原歴史博物館で特別展「うまれかわりの旅」が開催

千葉県市原市で、江戸時代から約400年続く出羽三山信仰の足跡をたどる特別展**「うまれかわりの旅―いちはらと出羽三山信仰―」**が、2025年10月11日(金)から12月14日(日)まで開催されます。

本展では、これまで人目に触れることのなかった貴重な資料が特別に公開されます。

新公開の貴重な資料が勢ぞろい

山形県の出羽三山歴史博物館から、重要文化財の羽黒鏡や、重要美術品の月山刀を借用して展示。さらに、市原市内の出羽三山講に伝わる新発見の大日如来坐像や大絵馬など、地域で大切に守られてきた資料が集結します。

銅鏡(羽黒鏡)出羽三山歴史博物館所蔵

大日如来坐像 市内権現堂地区三山講管理

また、数百年にわたる「いちはらから出羽三山への登拝の記録」の分析データも初公開されます。

特別な体験イベントも多数開催

特別展と合わせて、様々な関連イベントが用意されています。

【事前申込受付中のイベント】

  • バスツアー「市内の三山信仰足跡をたどる」(11月8日) 普段は公開されていない上高根地区の三山信仰や、見つけにくい供養塚など、市原市内に現存する信仰の足跡を巡る貴重なツアーです。
  • 「せっけん鏡づくり」(11月3日) 千葉大学の3D技術を使って、出土した鏡の絵柄を石鹸に写すユニークな体験。

【当日受付のイベント】

  • 実演展示「知られざる出羽三山信仰の世界」(11月23日) 県指定文化財の「大塚ばやし」の実演や、トークイベントが開催されます。
  • 和綴じの御朱印帳づくり(10月13日、11月30日) 和綴じの技法を使って、自分だけの御朱印帳が作れる体験講座です。

特別展「うまれかわりの旅」は、市原歴史博物館で10月11日(金)に開幕です。この秋、地域の歴史と信仰に触れる旅に出てみませんか?

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