からくり時計に沼る!若きユニット「はまなす団」監修!時を彩る「からくり時計の世界」展、わらべ館で11月2日より開催

童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム「わらべ館」(鳥取県鳥取市)は、開館30周年を記念し、特別展「はまなす団監修 からくり時計の世界 -時を彩る総合芸術-」を、**2025年11月2日(日)**から約1ヶ月間、入場無料で開催します。

全国でからくり時計の調査・研究を続ける20代ユニット「はまなす団」が監修。最盛期に全国で1,200基以上を誇りながら、現在では約400基弱まで減少したからくり時計が持つ、日本の技術と文化的な価値に光を当てます。

必見!全国から集結した約50点の展示作品

本展では、大型のからくり時計から家庭向けのものまで、約50点の現物作品と14点の映像が一挙に紹介されます。

1. 高さ3m!「閻魔大王」からくり人形(はまなす団 制作)

北海道登別温泉のからくり山車を1/2スケールで再現。地獄の審判の時間になると、閻魔大王が怒りの表情に変化する迫力ある作品です。

2. “着るアート”ならぬ“機械式アート”「機械式7セグ時計」(からくりすと 制作)

電子表示の数字を、約500個のパーツを用いて機械的に表示させる時計。静かな動作音と滑らかな数字の切り替えを実現した、構造の可視化をコンセプトにした作品です。

3. 伝説の造形作家「からくり函 ~お京太夫より~」(夢童由里子 制作)

愛・地球博のモニュメント制作で知られる造形作家、夢童由里子氏が手がけた作品の一部を展示。西陣織などを用いた人形の美しさと驚きの仕掛けが特徴です。

4. わらべ館のシンボル「からくり時計」

田村虎蔵作曲の童謡とともに、「金太郎」「一寸法師」などの昔話キャラが動く、わらべ館のシンボル時計。人形制作者は、東京スカパラダイスオーケストラ・大森はじめ氏の父です。

ギャラリートークやミニシンポジウムも開催!

会期中は、監修ユニット「はまなす団」によるギャラリートークやミニシンポジウムが予定されています。

日本の職人による高度な技術と、人々に愛された文化的な歴史を凝縮したこの特別展。バブル期に一世を風靡したからくり時計の魅力を、ぜひこの機会に体感してください。

  • 特別展名称: はまなす団監修 からくり時計の世界 -時を彩る総合芸術-
  • 会期: 2025年11月2日(日)から約1ヶ月間
  • 場所: わらべ館(鳥取県鳥取市)
  • 入場料: 無料

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