世紀の傑作!ロールス・ロイスが「ファントム100周年」を祝う【25台限定】プライベート・コレクションを発表!

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、世界で最も敬愛されるラグジュアリーカー「ファントム」の誕生100周年を記念し、**25台限定のプライベート・コレクション「ファントム・センテナリー」**を発表しました。

これは「これまでのロールス・ロイス史上、最も精緻かつ野心的な技術」が結集した、4万時間以上の作業の結晶となる究極のビスポーク作品です。ファントムの100年の歴史を、新たな芸術的技法で車内に織り込み、次の100年の礎となる地位を確固たるものにしています。

驚異的な技術とディテールの数々

このプライベート・コレクションは、ファントムの歴史における77の決定的なモチーフを抽出し、新たな技術を駆使して表現しています。

エクステリア:ゴールドに輝くタイムレスな優雅さ

  • ビスポーク・ペイント: モノクロ映画スターの優雅さを彷彿とさせる、アークティック・ホワイトとブラックをベースとしたビスポークのツートーン・ペイント。クリアコートには砕いたガラスの虹色粒子を配合し、際立ったメタリックなきらめきを生み出しています。
  • スピリット・オブ・エクスタシー: 初代ファントムのマスコットに敬意を表し、18金で鋳造され24金でメッキを施した特別製。ロンドンの品位証明機関による**「Phantom Centenary」の特別ホールマーク**が付与されています。
  • ホイール: ディスク・ホイールには25本の線が描かれ、コレクションの台数(25台)と100周年(4輪で合計100本)を祝しています。

インテリア:書物のページをめくるような歴史の物語

内装は、創業初期を思わせるテキスタイルとレザーの組み合わせで、ドライバーとパッセンジャーの空間のコントラストを表現しています。

  • リアシート(高解像度プリント&刺繍): ファッション・アトリエと12カ月かけて共同開発した生地を採用。
    • 高解像度プリントでロンドンの拠点や南仏の風景など歴史的な場所を背景に描写。
    • 16万本を超えるステッチで、歴代の著名なオーナー7人が抽象的に表現されています。職人は「糸でのスケッチ」と呼び、鉛筆の線のような質感を実現しました。
  • アンソロジー・ギャラリー: 50枚の3Dプリントアルミニウム製のフィンが、まるで本のページのように構成されています。各フィンには、一世紀にわたる報道機関からの賛辞が刻まれ、繊細な照明で照らされます。
  • フロントシート(レーザーエッチング): レザーには、デザイナーによる手描きのスケッチをもとに、ロジャー・ラビット(再始動時のコードネーム)やカモメ(初代ファントムIのコードネーム)などの象徴的なモチーフがレーザーエッチングで描かれています。


アンソロジー・ギャラリー:100年にわたる栄光の物語
ファントム・センテナリーの中心を飾るのは、アンソロジー・ギャラリーです。50枚の3Dプリントを施した縦方向にブラッシュ仕上げのアルミニウム製のフィンが、まるで本のページのように編み込まれたドラマチックな構成です。各フィンには彫刻文字が両面から読めるように配置され、一世紀にわたる報道機関からの賛辞の引用が刻まれています。




革新的な木工細工:3Dと24金箔の芸術

ロールス・ロイス史上最も精緻な木工細工には、以下の3つの新技法が導入されました。

  1. 3Dマーケトリー(寄木細工)
  2. 3Dインク・レイヤリング
  3. 24カラットの金箔仕上げ

ドアパネルには、ヘンリー・ロイス卿の邸宅があった場所や、ファントムがオーストラリア大陸を横断した壮大な旅路などが描かれ、厚さわずか0.1ミクロンの24金箔の線で道筋が描かれています。

スターライト・ヘッドライナー:記憶に刻まれた遺産

  • 44万ものステッチで構成され、ロイス卿が親しい同僚とクワの木の下で撮影された写真など、歴史的な瞬間をモチーフに再現。
  • グッドウッド本社の養蜂場を象徴するハチのモチーフや、歴代ファントムへのオマージュである**「ブルーバード」**(マルコム・キャンベル卿のファントムII)のモチーフが織り込まれています。

「ファントム・センテナリー」は、ロールス・ロイスが持つ技術、野心、想像力のすべてを結集し、ファントムの揺るぎない伝説を未来へと受け継ぐ、真の「共同芸術作品」です。

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