【天才の発想】バナナの食べごろが動物の模様に!「日本パッケージデザイン学生賞2025」大賞は『食べごろ動物園』に決定!

公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催する**「日本パッケージデザイン学生賞2025」の最終審査が終了し、大賞に専門学校桑沢デザイン研究所の陳 楠楠さんによる作品「食べごろ動物園」**が選ばれました!

「FUN」をテーマに全国から集まった858点の応募の中から、バナナの持つ天然の特性を最大限に活かした、ユニークで環境にも配慮した作品が頂点に輝きました。

大賞受賞作:食べごろ動物園

作品コンセプト

バナナが熟成するにつれて現れる茶色い斑点(シュガースポット)をデザインに着目。

この色の変化が進むにつれて、シュガースポットがまるで動物の模様のように見えるパッケージ(シール)を提案。変化を楽しみながら、食べごろのサインにもなる、一石二鳥のアイデアです。

審査員絶賛のポイント

  • 時間のデザイン: 「時間の経過そのものをデザイン要素に変えた発想がユーモラスで魅力的」(福本佐登美氏)
  • 機能性と環境配慮: 「最小の材料で環境負荷を抑えており、アイキャッチ力も高い」(信藤洋二理事長)。
  • フードロス削減効果: 動物が真っ黒になる前に食べてあげたくなる人情に訴えかけ、フードロスを減らす効果にも期待できる。
  • 購入体験の楽しさ: 好きな動物や斑点の出方で選べる楽しさが、購入体験に新たな価値をもたらす。(佐々木拓氏)

受賞作品の全容

受賞数
大賞1点
金賞2点
銀賞2点
銅賞2点
企業賞6点
審査員特別賞15点

「FUN」を体現した素晴らしいアイデアが評価された「食べごろ動物園」。入賞作品は、今後JPDA学生賞公式インスタグラムにて公開される予定です。

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