「寿留女」ってなんて読む??「ことるめ」ではありません・・・
「寿留女」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「するめ」
です!
略式七品目や正式九品目の結納品のひとつとされている「するめ」ですが、「寿を留める女」という意味で結納では「寿留女」という漢字が使われます。
またするめは保存食として長持ちすることから、花嫁がその家に永く留まれるように、末長く幸せになるようにという願いが込められています。
他にも噛めば噛むほど味がでることから、長く一緒にいるほど味のでる良い夫婦になるようにという意味もあります。
結納品だけでなくおせち料理など、日本では食べ物の名前で縁起のよさを表すことが多いですよね。この細やかな工夫も日本語の味わい深い魅力的な部分といえるでしょう。
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