漫画家生活30周年! 創作の軌跡を辿る『こうの史代展』が8月2日より千葉県佐倉市立美術館にて開催!


ライブペインティングやファンレターコーナーも

『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』などの作品で知られる漫画家・こうの史代の初となる大規模原画展「こうの史代展」が、2025年8月2日(土)から10月2日(木)まで、千葉県佐倉市立美術館にて開催される。

本展は、漫画家生活30周年を記念したものであり、30年にわたり“誰も描いていないもの”を丹念に描き続けてきた、こうの史代の創作の軌跡を辿ることができる。展示される漫画原画は500点を超え、カラーイラストや絵本原画、貴重な資料も多数公開される予定。

8月2日(土)、3日(日)には、こうの史代自身が11時ごろからライブペインティングの予定。また、本展会場内に、ファンレターを書くコーナーを設けられ、展覧会の見学者は誰でも参加可能。特製ポストから投函するとこうの史代に直接届けられる。

その他のイベントは決まり次第、美術館のHPにて公開される。

各種グッズも販売予定

『日の鳥』『百一』ポストカード。カバーや本編のカラーイラストを使用
『日の鳥』てぬぐい(日本製)。飾ってよし、使ってよし。

その他、各種グッズも充実している。

・本展公式図録(インタビュー・年譜・原画多数)
・「描く人」描き下ろしポスター
・人気コミックス各種
・クリアファイル・ポストカード(実用性とデザインを両立)
・『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』複製原画/ジークレー版画
・『こっこさん』Tシャツ/刺繍キャップ
・『ぴっぴら帳』刺繍ブローチ/巾着
・『ぼおるぺん古事記』を描くときと同じ種類のボールペン
・きのこみくじ(原画複写のおまけ付・チャリティー対象)
など。

漫画家生活30周年記念「こうの史代展」概要

会期:2025年8月2日(土)~10月2日(木)
休館日
・8月4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)
・9月1日(月)、8日(月)、16日(火)、22日(月)、29日(月)
会場:佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210番地)(2・3階展示室)
※京成佐倉駅南口より 徒歩8分:JR佐倉駅北口より 徒歩20分
観覧料:
・一般 1,000円:大学生 800円(前売・団体 640円)
・高校生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料
詳細は佐倉市立美術館HPにて


【関連書籍情報】
『日の鳥』
著:こうの史代
刊行:日本文芸社


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『日の鳥』
著:こうの史代
こうの史代氏、最新作!! 生きていると、覚えていたい事・忘れてしまいたい事ありますよね?自分の意志とは関係なく、過ぎ去っていく日々は段々と薄れていくもの。しかし、私たちはこの未曾有の東日本大震災を忘れてはなりません。3年が経過した今だからこそ震災関連の書籍を手に取るのに抵抗のある人にも勧めたい心温まる作品です。一人でも多くの方に時を越えて語り継ぐべき震災の現実を、雄鶏と旅をしながら感じていただきたいです。

【関連書籍情報】
『百一 hyakuichi』
著:こうの史代
刊行:日本文芸社


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『百一 hyakuichi』
著:こうの史代
『この世界の片隅に』『夕凪の街 桜の国』などで根強いファンを持つ、こうの史代が週刊漫画ゴラクで連載していたオールカラー1コマ漫画をまとめた1冊。
「百人一首」の上の句5字と下の句7字を合わせた12字で主人公・フクコを中心とした日常をゆるやかに描く。
「百人一首」を解説した本ではなく、「百人一首」で使われた12文字を使って言葉遊びで新しい物語を描くという、異色の「百人一首」本。
総天然色の絵を味わいながら和歌の語感に親しみダジャレや語呂を楽しむという「感覚」に特化した1冊で、こうの史代ならではの世界観を楽しめると思われます。
主人公のキャラクター「フクコさん」は「オタフクソース」企業HP内で片渕須直監督、スタジオMAPPA、コトリンゴ、尾身美詞など『この世界の片隅に』スタッフによりアニメ化されています。

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