ケンミン食品が4年がかりで開発!「未来のラーメン」が大阪・関西万博に登場

ケンミン食品株式会社が、4年にもわたる研究開発の末に完成させた**「グルテンフリー角麺」**を、大阪・関西万博に出店中の「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」で8月22日(金)より提供開始しました。

2020年からボストンの人気ラーメン店「Tsurumen」の大西益央氏と共同で、誰もが安心して楽しめるグルテンフリーラーメンの開発を進めてきたケンミン食品。これまでの丸麺から、ラーメンの麺らしさを追求した角麺の開発は、想像を超える挑戦でした。

未踏の挑戦!「押出し製法」で四角い麺を創る

ラーメンの一般的な麺は、生地を薄く伸ばして切り出す「ロール式」で作られるため、断面が四角くなります。一方、ケンミン食品が採用する「押出し製法」は、ビーフンの技術を応用したもので、これまでは丸い断面が主流でした。

グルテンフリー中華麺 角麺

グルテンフリー中華麺 丸麺

しかし、「グルテンフリーでも、もっとラーメンらしく」という強い想いから、四角い麺の実現に挑みました。理想の食感やコシ、スープとの絡みを求めて試作を重ねた結果、使用したダイス(孔の形状を決定する金型)は18種類にもおよび、1つのダイスを試すだけでも約2か月と30万~40万円の費用がかかる、まさに時間とコストを惜しまない開発でした。

万博の開幕には間に合わなかったものの、諦めずに研究を続け、ついにこの夏、理想の麺が完成しました。

麺とスープが一体となる“新しいおいしさ”

新開発の角麺は、「Tsurumen」の主力麺に相当する幅を再現。厚みも0.05mm単位で調整し、従来の「ツルッもち食感」のコシはそのままに、スープとの絡みが格段に向上しました。


ロール式(麺帯式)※画像提供:「Tsurumen」

ロール式(麺帯式)※画像提供:「Tsurumen」


押出し製法

麺を噛むたびに食感が変化し、複雑な噛み心地を生み出すことで、一口ごとに“ラーメンらしさ”を体感できます。

この新しいグルテンフリー角麺は、以下のメニューで楽しむことができます。

  • GF黄金の鶏油しょうゆラーメン
  • GF鶏清湯のすっきり柚子塩ラーメン
  • GF鶏白湯しょうゆラーメン
  • GFしょうゆラーメン
  • GFプラントベースとんこつ風ラーメン
  • GFしょうゆkidsラーメン


GF黄金の鶏油しょうゆラーメン

GF鶏清湯のすっきり柚子塩ラーメン

GF鶏白湯しょうゆラーメン


GFしょうゆラーメン

GFプラントベースとんこつ風ラーメン

GFしょうゆkidsラーメン 

小麦アレルギーや健康上の理由でラーメンを諦めていた人も、この機会にぜひ、ケンミン食品が未来へ向けて開発した「グルテンフリー角麺」を体験してみてはいかがでしょうか。

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