暗号資産取引所を選ぶ際に重視していることは?3位「銘柄」2位「セキュリティ」1位は?


Web3メディア「Mediverse」を運営する株式会社フォーイットが、国内の暗号資産(仮想通貨)取引所に関する大規模な調査を実施。性別や年代、世帯年収別に利用者の傾向を分析した結果、興味深い事実が明らかになりました。
口座保有率は男性が女性を上回る!

国内の暗号資産ウォレット保有者500人を対象とした調査で、国内取引所の口座を**「持っている」と答えた人は8割以上**。その中でも、男性(85.4%)は女性(74.1%)よりも口座保有率が高いことが判明しました。

また、年収別では、世帯年収が高くなるほど口座保有率も上昇。特に、世帯年収1,000万円以上の層は**88.3%**と、300万円以下の層と比べて15%近い差が出ています。

選ぶ基準は「手数料」と「信頼性」が二分]

取引所を選ぶ際に最も重視する点として、ほぼ同率で**「手数料の安さ」と「セキュリティや運営企業への信頼性」**がトップに。
しかし、男女別に見ると、男性は「手数料」をより重視する一方、女性は「信頼性」をより重視する傾向が見られました。
その他の注目すべき調査結果
- 複数口座を持つ人は約半数: 口座開設数は「1口座のみ」が最多でしたが、約半数の利用者が複数の取引所に口座を持っていました。
- 年収が上がるほど複数口座を持つ傾向: 特に世帯年収1,000万円以上の層は、4つ以上の口座を持つ割合が16.3%と突出しています。
- 年代別のニーズの多様性: 20代は**「アプリの使いやすさ」や「キャンペーン」、30代は「銘柄の豊富さ」、60代は「日本円の入出金のしやすさ」**を重視するなど、年代によって求めるものが異なることが明らかになりました。
今回の調査結果から、国内の暗号資産取引所利用者は、性別や年代、年収によってニーズが多様化していることが浮き彫りになりました。
詳細は、株式会社フォーイットの公式サイトで公開されているレポートをご覧ください。

調査概要
- 対象者: 暗号資産ウォレットを保有している20歳以上の男女500人
- 調査実施日: 2025年8月1日
- 調査メディア: Mediverse
- https://www.for-it.co.jp/mediverse/results/crypto-survey-250826/