「障害者があたりまえに働く」カフェが開催!手話を楽しく学べる「手話カフェ」が山梨に登場

山梨県立美術館内にあるカフェ&レストラン「COLERE(コレル)」が、**9月21日(日)**に「手話カフェ」を開催します。

コレルは、スタッフの約8割が障害を持つというユニバーサルなレストラン。「手話を身近に感じてほしい」という聴覚障害のあるスタッフの想いから、この企画は生まれました。

企画の背景にある山梨の課題

山梨県には約2,400人の聴覚障害者がいますが、手話通訳士はわずか32人しかいません。手話はろう者にとって大切な言語であるにもかかわらず、その担い手が圧倒的に不足しているのが現状です。


第1回手話カフェ(8月3日)の様子


講師は2人とも聴覚障害を持っています

この手話カフェは、**9月23日の「やまなし手話言語の日」**に先駆け、手話に触れる機会を増やすことで、誰もが安心して生活できる環境づくりに貢献することを目指しています。

参加費2,000円でフレンチトースト&手話教室

今回の手話カフェは、手話が未経験の方でも大歓迎の1DAYビギナー向け手話教室です。

あいさつや自己紹介、基本表現などを、フレンチトーストプレートとドリンクを楽しみながら、ゆったりと学ぶことができます。

講師を務めるのは、実際に聴覚障害を持つコレルのスタッフ。彼らから直接手話を学ぶ、貴重で温かい時間になるでしょう。

「手話カフェ」概要

  • 日時: 2025年9月21日(日)10:00~11:30
  • 会場: ユニバーサルカフェ&レストランCOLERE(コレル)
  • 参加費: 2,000円(フレンチトーストプレート・ドリンク付き)
  • 定員: 12名
  • 申込方法: 電話(055-236-9370)またはコレル公式InstagramのDMにて

カフェ「COLERE(コレル)」とは

「お客様もスタッフも安心して『これる』場所でありたい」という想いが込められたカフェです。障害の有無に関わらず、誰もが活躍できることを体現しており、メニュー開発から接客まで、障害者と健常者がボーダーなく運営しています。

美術館の観覧なしでもレストランだけの利用も可能なので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

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