野菜を育ててコミュニティを育む!「Landport横浜杉田」の屋上農園がオープン


野村不動産とIHIが共同で開発した大規模物流施設**「Landport横浜杉田」に、新たなコミュニティ農園「”Vegestic Farm” Yokohama Sugita by grow」**がオープンしました。この農園は、最先端のテクノロジーと「共同栽培」のアイデアで、働く人々のワークライフバランス向上や地域交流の場となることを目指しています。

デジタルと共同栽培が融合した新しい農園
このスマートコミュニティ農園は、プランティオ株式会社が提供するデジタルファーミングプラットフォーム「grow」を導入。IoTセンサー「grow CONNECT」が土壌の水分量や温度を分析し、最適な水やりタイミングなどをアプリで通知してくれます。
区画ごとに分けるのではなく、みんなで一緒に野菜を育てる「共同栽培」形式を採用しているため、初日から気軽に参加できるのが特徴です。共同作業を通じて、部署や企業を超えたコミュニケーションが生まれ、人と人とのつながりを育む場となります。
地域と未来をつなぐオープニングイベント
9月8日のオープン日には、施設で働く人々や開発に携わった人々が参加し、土入れや種まきが行われました。このイベントは、農園への愛着を育むとともに、仕事以外の場で人々が交流するきっかけとなりました。

【イベント当日の様子】

今後は、施設の広場に植樹される杉田梅にちなんで、江戸時代の食や農に関するコンテンツも提供される予定です。将来的には、地域の人々も参加できるようなイベントを通じて、持続可能なコミュニティの場となることを目指しています。
「オープン・シェア型」物流施設としての挑戦
「Landport横浜杉田」は、屋上農園や広場を地域に開放し、雇用や防災に貢献する**「オープン・シェア型」**の物流施設として開発されました。今回の屋上農園は、この新しい施設のあり方を体現する取り組みの一つです。

【施設の外観】

【竣工オープニングイベントで行われた植樹の様子】
「Landport横浜杉田」で働く人々は、この農園を通じて、仕事の垣根を越えた新しいつながりを見つけることができるでしょう。