新幹線vs F1マシン!夢の競演が実現!京都鉄道博物館で「レーシング&レールウェイ ヒストリー」が開催


鉄道ファンとモータースポーツファン、両者にとって見逃せないスペシャルイベントが、京都鉄道博物館で開催されます。
JR西日本とホンダ・レーシングがタッグを組んだ『レーシング&レールウェイ ヒストリー』は、F1マシンと新幹線やSLといった鉄道車両を並べて展示する、これまでにない企画です。異なるモビリティに共通する最先端技術や歴史的意義を、視覚的に分かりやすく伝えます。
歴史的・技術的に共通する車両たちの夢の共演
イベント期間中は、歴史や技術的な共通点を持つ車両が、期間限定で一緒に展示されます。
【第1弾】10月23日(木)〜11月16日(日)
- 世界最速への挑戦: 1964年に日本からF1に初参戦した「Honda RA271」と、同じ年に世界最速の営業運転を開始した「0系新幹線電車」が同期として並びます。
Honda RA271(1964年製)
0系新幹線電車22形1号車(1964年製) - 姿勢制御への挑戦: 業界に革命をもたらした「アクティブサスペンション」を搭載した「Lotus Honda 99T」と「500系新幹線電車」が共演します。
Lotus Honda 99T(1987年製)
500系新幹線電車521形1号車(1996年製)
【第2弾】11月17日(月)〜12月21日(日)
- 日本製へのこだわり: シャーシ・エンジン・タイヤ全てが「日本製」だった「Honda RA107」と、国産初の量産型SL「230形蒸気機関車」が展示されます。
Honda RA107(2007年製)
230形蒸気機関車233号機(1902年製) - 時代の先駆け: ターボ時代を席巻し、高効率F1の先駆けとなった「McLaren Honda MP4/4」と、新幹線の速度向上と快適性を追求した「100系新幹線電車」が並びます。
McLaren HondaMP4/4(1988年製)
100系新幹線電車122形5003号車(1989年製)
豪華ゲストによるスペシャルイベントも開催!

**11月15日(土)、16日(日)**には、モータースポーツの魅力を体感できる特別なイベントが開催されます。
- レーシングマシン乗車体験: SUPER GTやF1、鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦車両のコックピットに乗って、記念撮影ができます。
- レーシングドライバートークショー: 元F1ドライバーの中嶋悟総監督、そして現役ドライバーの野尻智紀選手、岩佐歩夢選手が登壇。F1実況でおなじみのピエール北川氏がMCを務めます。
鉄道とF1という、それぞれの分野で「速さ」と「技術」を追求してきたモビリティの歴史を、一度に体感できる貴重な機会です。