【巨匠の優品606点集結】幻の虎の画家・大橋翠石、田中一村も登場!加島美術「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.24開催!

株式会社加島美術は、日本美術オークションとして国内有数の規模を誇る**「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.24**を、2025年11月22日(土)から30日(日)まで開催します。
2025年最後となる今回は、606点の日本美術史を彩る巨匠たちの作品が出品されます。横山大観、菱田春草、東郷青児といった近世・近代の優品が一堂に会するだけでなく、今回は特に4名の巨匠をフィーチャーした特集が見どころです!
4大巨匠の「特集」が見どころ!
1. 大橋翠石:世界を魅了した「虎の絵師」
- 魅力: パリ万博などで日本画家唯一の金牌を三度受賞した明治期を代表する画家。横山大観と並び称されながらも、晩年画壇から距離を置いたため「幻の巨匠」とも呼ばれています。
- 出品: 福田美術館の回顧展にも出品された作品を含む、翠石の真骨頂である虎の優品を含む25点を出品。

《林間猛乕之図》
2. 田中一村:千葉時代の貴重な作品
- 魅力: 昨秋、東京都美術館で回顧展が記憶に新しい孤高の画家。画壇に評価されなかった千葉時代(1938年~)の、素朴で温かい眼差しを感じさせる作品に注目が集まります。
- 出品: 千葉寺町の四季を描いた**《千葉寺 四季》**など、千葉時代後期にあたる貴重な5点を出品。

《千葉寺 四季》
3. 津高和一:詩情あふれる抽象画
- 魅力: 戦後日本の抽象絵画を牽引し、国際的に活躍した作家。詩人として出発した経歴を持ち、内から湧き出る感情を抽象的な線と面で表現しました。
- 出品: 円熟期に制作された50号の大作2点を含む10点を出品。

《作品》
4. 白隠慧鶴:ユーモアと禅の教え
- 魅力: 江戸時代中期の臨済宗中興の祖。禅の教えを分かりやすく伝えるため、おおらかで大胆、そしてユーモラスな筆づかいによる禅画を数多く残しました。
- 出品: 忠孝を説く**《孝 置字》や、人間の本質を照らす《寶槌画賛》**など、味わい深い11点を出品。

《隻履達磨》
下見会&イベント情報

| 項目 | 詳細 |
| 下見会期間 | 2025年11月22日(土)~11月30日(日)<会期中無休・入場無料> |
| 営業時間 | 10:00 ~ 18:00 |
| 特別延長 | 11月28日(金)、29日(土)は20:00まで営業(お仕事帰りや週末に!) |
| 入札締切 | 2025年11月30日(日)18時 |
| 会場 | 加島美術(東京都中央区京橋3-3-2) |
2つの特別ポイント!
- ガラスケースなしで鑑賞: 全出品作品をガラスケースなしで展示。作品のコンディションやディテールを間近でじっくりご確認いただけます。
- Web限定オークション同時開催: 11月14日(金)~12月9日(火)21時まで、競り上がり式のWeb限定オークションも開催されます。

下見会風景

下見会風景
時代を超えて受け継がれる日本美術の「優品」を一堂に鑑賞できる貴重な機会です。
