不動産は“今が買い時”!? バブルとは違う「令和の不動産市場」の状況【眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話】

価格が上がり続けても「今」買うべき理由がある

不動産バブルははじけない?

今、不動産価格は都市部では上昇の一途です。こうなると、かつてのバブル崩壊を思い出して「今は買わないほうがいいのでは」と思うかもしれません。しかし、不動産価格は、今後も上昇していく見込みです。

また、かつてのバブル崩壊のような価格暴落が起こらないといえる根拠もあります。まず、バブル崩壊時のような「下げ局面」が来る際の条件はいくつかあり、1つは「不動産の先安感があること」。そうなると土地の売却件数は増えるかもしれませんが、マンション建設に適した大規模な土地の供給余地は限られています。不動産価格が需給バランスの緩みで下がる可能性はありますが、現在はその確率自体が低い状況です。

では、新築マンション価格は下がらないのでしょうか? 現在の金利上昇下でも、不動産事業者への資金供給量の増加、用地価格の高騰、資材費と人件費の上昇による建築単価の高騰で、むしろ新築マンションの価格は今後も上がり続けるでしょう。マンション価格は新築価格が牽引するため、その上昇により、中古価格も連動して上昇せざるを得ない状況にあります。

また、日銀の金融緩和によるインフレーション傾向はまだしばらく続くでしょう。そういう意味でも、買うなら「今」なのです。

そもそも、「バブル経済」って何?

金利引き下げによってお金を借りやすくなったため、
企業による不動産投資が活発になり、
土地の価格が実態以上に高騰する結果に。これが「バブル相場」。

1990年代の「バブル崩壊」と今の状況の違い

マンション建設に適した大規模な土地がもう供給できない

②人口減少だが売りに出される土地もそこまで多くない

③金利は上昇しているが、不動産事業者への資金供給量は増加している

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』著:沖 有人

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』
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