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カラスに威嚇されたときに襲われない為の正しい行動とは?【カラスの話】

お願いだから石なんか投げないで!

カラスの「攻撃」には大きな誤解が二つあります。一つは、カラスはいきなり襲ってくるわけではなく、音声による威嚇が先にあるということです。カラスがカーカー鳴いていても人間に向かって鳴いているとは限りませんが、鳴きながら近づいてくるようなら、威嚇を疑ってください。それでも人間が立ち去らないと、苛立って枝を叩いたり、葉っぱや枝をちぎって投げ捨てたりします(別に爆撃しているわけではありません)。鳴き声もハスキーな声になってきます。

それでも人間がどいてくれない場合、頭をかすめるように飛ぶことがあります。あくまで寸止めですが、ここまでやるようなら確実に激怒していますので、さっさと離れてください。それでも動かないと、後ろから蹴飛ばされることがあります。「ことがある」であって、おとなしい個体ならやりません。もう一つ、カラスの攻撃はクチバシを突き立てるのではなく、足で蹴ります。後ろから飛び過ぎざまに足を下ろして蹴るか、頭を踏み台にして蹴り飛ばしていくか、です。このときに足指が当たって、髪を引っ張られるように感じたり、ときには爪で擦りむいたりすることもありますが、それだけです。クチバシでつつき回されて血まみれ、なんてことはないのでご安心を。カラスが威嚇してくると石を投げたりする人がいますが、余計に怒らせるだけです。ヒナから離れればそれ以上追いかけてはきません。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』
著: 松原始

「カラスはなぜ怖いのか?」がわかる本!黒い羽を虹色に輝かせ、時に人を威嚇し、悠然と街を歩く。不吉なシンボルとされる方、賢さで知られる彼らの生態や魅力を面白く伝える1冊です。「カラスはほんとは怖くない!? 」「 読めばよむほど、好きになる!?」

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