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子どもが夜どおし眠れるようになる方法とは?【賢い子は1歳までの眠りで決まる】

ひとりで眠れるようになると夜どおし眠るようになります

寝ている赤ちゃんを観察したところ、よく眠るといわれていた赤ちゃんも、ひと晩に何回か目を覚ますことがわかりました。目を覚ますのはだいたいレム睡眠が終わるときです。このとき、実はわたしたち大人も、だれでも夜中に目を覚ましていることは前にお話ししたとおりです。つまり赤ちゃんがよく眠れるようにするというのは、夜中に目が覚めないようにすることではなく、目が覚めても自分でまた眠れるようにすることなのです。想像してみてください。赤ちゃんを抱っこで寝かしつけたあと、赤ちゃんが夜中に目を覚ますと、母親の腕ではなく布団のなかにいたときのことを。自分の置かれている環境が変わったことに驚いて、すっかり目が覚めても無理がありません。

こうなると、あやしてもらわなければ、再び眠りにつくことができません。だからこそ、ひとりで眠れるようになる必要があるのです。眠る時間には布団で眠るものだと覚えたら、夜中に目が覚めてもそれほどびっくりせずにすみます。

つまり、夜どおし眠れるようになる最初のステップでもあるのです。はじめは夜中に子どもが目を覚ましたら、揺らしたり、添い寝したり、いつもどおりの方法で寝かしつけてかまいません。眠る時間にひとりで眠ることを学んでから数週間のうちに、そんなふうに夜中に起きても自分でまた眠れるようになるでしょう。最初はうまくいかなくても、大丈夫です。

まだ夜中に授乳しているなら、赤ちゃんが目を覚ますきっかけになりがちなので、数日かけて、授乳回数を減らしていきましょう。授乳の時間を短くしたり、ミルクの量を減らしたりします。そして授乳とは別の寝かしつけ方で、赤ちゃんが再び眠りにつけるようにしてあげます。夜、眠る時間にひとりで眠ることができて、夜中に目が覚めても授乳で対応していない赤ちゃんは、一度自分で眠れるようになると、たいてい夜どおし眠りつづけられるようになります。ひとりで眠れるようになると、良質な睡眠のメリットを最大限に生かせるだけでなく、子どもに「自分でできる」という自信も与えます。

出典:『賢い子は1歳までの眠りで決まる』

【書誌情報】
『賢い子は1歳までの眠りで決まる』
ポリー・ムーア 著

睡眠を専門とするプロフェッショナルが考案、自分の子どもで実践し、さらに全米で実績を積んできた「NAPSメソッド」。これによって、子どもに良質な睡眠を与え、夜泣きを改善し、乳児期に学習能力を飛躍的に発達させることができます。メソッドの方法は非常に簡単で、子どもの睡眠を記録するだけというもの。生涯にわたって重要となる集中力、情緒の安定、コミュニケーション能力ものばす、本当に優秀な子を育てる育児書。子どもの睡眠障害を防ぐこともできます。

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