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今さら聞けないSDGsのきほん/世界を守るカギとなる「5つのP」とは?【親子で学ぶSDGs】

Text:笹谷秀光

SDGsって、つまりなに?

SDGsとは
「Sustainable>持続可能な」
「Development>開発」
「Goals>目標」

SDGsの意味は「持続可能な開発目標」。今の世界に存在する問題を乗り越え、みんなが安定して暮らし続けるために、やるべきことのリストと目標を示したものです。全世界が協力して、SDGsでかかげる17の目標を、2030年までに達成しようと努力しているのです。

この17の目標を整理、分類すると、「人間」「豊かさ」「地球」「平和」「パートナーシップ」の5つの要素に分けられます。この「5つのP」の危機を乗り越えて、地球を守るにはどうすればいいのか。193ヵ国で話し合って定めたのが、SDGsの17の目標でした。

SDGsは2016年1月に始まり、日本を含む世界中の国々が、地球を守るためにさまざまな取り組みを行っています。達成の期限である2030年まで、残された時間は10年足らず。地球規模のミッションを達成するためには、私たちひとりひとりがSDGsをしっかりと学び、実践することが大切なのです。

SDGsを理解するために、まずは「5つのP」をおぼえよう

SDGsの17の目標をバラバラにおぼえようとすると、数が多いこともあって頭に入ってきませんよね。そこでおすすめしたいのが、最初に「5つのP」をおさえることです。

PEOPLE【人間】
すべての人が貧しさからぬけ、満足な食事ができ、健康でなければならない。男女が平等に活躍し、すべての人が教育、きれいな水、トイレを保障される世界に。

PROSPERITY【豊かさ】
安定したクリーンなエネルギーの供給をすすめ、働きがいのある社会を作る。人や国の不平等をなくし、みんなが豊かで暮らしやすい世界を目指す。

PLANET【地球】
資源のむだ使いをなくし、気候変動の具体的な対策などをねって、地球を守る。海と陸の豊かさを守り、自然と共存できる世界へ。

PEACE【平和】
公正なルールで、暴力や争いがなく、すべての人が受け入れられる平和な世界を目指す。

PARTNERSHIP【パートナーシップ】
政府、地方、企業、学校、国連機関などが協力し合って、地球規模のミッションの達成を目指す。

地球の問題は、私たちひとりひとりの問題でもある

・気温が高すぎ、雨が激しく降りすぎなどで災害の増加
・世界には約8億人以上が十分な食料を得られなかったり、7000万人以上が紛争などによって難民・避難民になっている
・2050年には海の中に魚よりプラスチックごみのほうが多くなる

などなどたくさんの問題はつながりあって、影響しあっているので、遠い国の出来事だから、遠い未来の話だから…とひとごとでは終わらせられないのです。

この本で「世界を知る授業」に参加して、SDGsを学ぶ意味と自分なら未来のためになにができるのかを、一緒に考えていきましょう。

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・お子さんの調べ学習や夏休みの自由研究のテーマ決めにも

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光

【書誌情報】
『親子で学ぶSDGs』
笹谷 秀光 著

今、大注目の大切な話「SDGs」について、わかりやすいテキストとイラストで解説しながら各項目を【3つのキーワード】にまとめました。「エスディージーズってなに?」という基本から、日本と世界の「ヤバイ問題・スゴイ取り組み」まで一気にわかります。

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