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実は日本の子どもの7人に1人は貧困!?日本における貧困状態とは?【親子で学ぶSDGs】

Text:笹谷秀光

「豊かな先進国」の日本にも貧困問題がある?

先進国に数えられる日本は、豊かで安全な国というイメージがあるかもしれません。しかし、経済格差の広がりとともに、「貧困」が深刻な問題となりつつあるのです。

貧困には、人間として最低限の日常生活を送ることすら困難な「絶対的貧困」と、その国の文化・生活水準と比べて貧しい状態にある「相対的貧困」があります。

そして、日本では相対的貧困の状況にある人が6人に1人、子どもに限れば7人に1人いるのです。これは先進国のなかでも高い割合で、特にひとり親家庭の子どもの貧困率は、両親のいる家庭を大きく上回っているといわれています。

貧困の状況にある子どもの中には、給食でしか満足な食事をとれない子ども、学費が払えない子どもも少なくありません。その結果、進学をあきらめることになり、その後の就職、収入にも影響し、自分の子どもにも十分な教育を受けさせられない…というように貧しさが受け継がれてしまうことになります。

ここで関わりの深いSDGsの目標は、1番「貧困をなくそう」4番「質の高い教育をみんなに」です。子どもの貧困問題が解消されなければ、日本経済にも悪影響が及びます。貧困を他人事だと思わず、自分に何ができるか、一人一人が考えていきましょう。

「親子で学ぶSDGs」はこんな方にオススメ!

・日本や世界で起こっていることに興味がある
・SDGs達成に向けた実際の取り組みが知りたい!
・自分自身が未来のためにできることはなにがあるのか?
・お子さんの調べ学習や夏休みの自由研究のテーマ決めにも

そう感じている方にはぜひ本書『親子で学ぶSDGs』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『親子で学ぶSDGs』著/笹谷秀光

【書誌情報】
『親子で学ぶSDGs』
笹谷 秀光 著

今、大注目の大切な話「SDGs」について、わかりやすいテキストとイラストで解説しながら各項目を【3つのキーワード】にまとめました。「エスディージーズってなに?」という基本から、日本と世界の「ヤバイ問題・スゴイ取り組み」まで一気にわかります。

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