書籍

日本流の建築が面白い!日本独特の「アパート」の面白い構造とは?【建築の話】
個人宅が連なっているのが長屋 長屋と聞いて、江戸時代の町人や職人が住んだ昔のアパートだと思っている人もいるかもしれませんが、実は長屋とアパートは別物です。アパートは玄関、廊下などを共用していますが、長屋は共用せず、各住戸 […]

11.オリエント世界をはじめて統一した専制帝国【世界史】
「鉄と戦車」で全オリエントを制覇し、初の世界帝国を実現した。 チグリス=ユーフラテス両河川に挟まれたメソポタミア北半部を紀元前2,000年紀から概ね占めていたのがアッシリアである。アッシュール神を最高神として仰ぐセム系部 […]

神社やお寺で部屋によって高さが違う面白い理由とは?【建築の話】
床の高さで人と神仏の位がわかる 建物の床が平らなのは万国共通です。人類はもともと四足歩行でしたから、直立した今も岩場や斜面を歩くのは得意ではありません。だからこそ人間はフラットな道をつくり、フラットな面を重ねた階段を考え […]

10.侵略者を一掃しエジプトの栄光を回復す【世界史】
遊牧民ヒクソスに占領された郷土を奪還し再びテーベの神に捧げる。 紀元前1,720年頃、アジアから南下した種族がエジプトのデルタ地帯に侵入し、メンフィスを占領した。メンフィスはエジプトの首都ではないが、経済や宗教の要地であ […]

あなたが住んでいる「サラリーマン住宅」のルーツは武士の家ってほんと?【建築の話】
今日の住宅には武家屋敷の格式が残っている サラリーマンという存在が日本にうまれたのは、明治時代です。彼らはそれまでなかった新しい市民層でした。毎日職場に通勤するライフスタイルに、職場(店や仕事場)と住居が一体になった町家 […]

9.強引なオリエント統一を進める馬と鉄の民【世界史】
アナトリア高原を制圧し、地中海諸都市に進出。エジプト新王国と対決する。 インド=ヨーロッパ語族は、前2,000年紀初めから原住地の中央アジアや南ロシアを離れ、馬と戦車でオリエント各地に侵入。新国家を建てる。その一つがヒッ […]

侍は序列が命!武士の住まいから見える日本の建築の面白い話【建築の話】
主従関係を視覚化した書院造 近世、江戸時代に成立した武士の住まいを書院造と呼びます。戦いを本業とする武士にとって、何より重要なのは主従関係でした。その考え方は建築にも反映されています。 まず最優先されたのは、主人の威光を […]

8.オリエントとは異なる地中海の明るい文明【世界史】
伝説に彩られたクノッソス宮殿が物語る謎の民族・社会組織。 クレタ・ミケーネ文化はミノス・ミケーネ文化ともいう。ミノスとはクレタ島の王の呼称であり、「クレタ島の」という意味もあるためだ。 クレタ島はエーゲ海の南端にあり、東 […]

今とどれ程違う?平安貴族のおもしろい家屋のつくり方【建築の話】
家具をつかって空間をつくりかえる 平安時代の貴族が暮らした住まいを寝殿造といいます。中心にある寝殿は、広いワンルームに塗籠という寝室をセットにした建物です。同じようなワンルームの対屋を三方に配置し、コの字型に回り廊下でつ […]

7.地方豪族の成長、混乱の時代を経て再統一【世界史】
ナイル上流の第十一王朝が中下流勢力を征服。空前の繁栄を誇る。 エジプトでは古王国時代、第四王朝のクフ王らが大ピラミッドを建立するときは、率先して馳せ参じた豪族たちが第六王朝以後、自分の出身地で独自の思想でピラミッドを建設 […]

世界中のさまざまな建築は「人間の身体」をモデルにしてつくられている!?【建築の話】
身体がもっとも身近なモデル 子どもたちの描く家の絵には共通点があります。多くの子が四角い箱に三角の屋根、左右に窓をつけ、その間にドアを描くのです。この絵は人間の顔に似ています。しかも窓は外を見る目、庇は眉毛のように窓を保 […]

6.サルゴン王とハンムラビ王による統一と再統一【世界史】
サルゴン王のアッカド王国建設からハンムラビ王の法による支配へ。 紀元前3,000年頃、メソポタミア南部各地には、シュメール人が築いたエリドウ、ウル、ウルク、ラガシュ、シュルッパク、ニップール、キシュなどの都市国家が乱立し […]