眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経

今、人気の空海(真言宗)をはじめ、最澄の天台宗、臨済宗、曹洞宗で読まれている「般若心経」。写経を中心に長く人気を博している般若心経だが、まだまだ「難しい」「よくわからない」といったイメージを持たれることも多い。今回は、現代語訳をしっかりと解説しつつも、私たちの実生活と結びつけながら、その思想や意図するところをわかりやすく解き明かしていく。

般若心経の『無』の正体とは?私を突き詰めると私がなくなる『一段深い智慧』のヴィジョン【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
一段と深い智慧で語られるヴィジョン 無受想行識(むじゅそうぎょうしき) ここからは「無」のオンパレードになります。 前に空の説明をしたとき、「空と無とは違う」といいました。それなのに、このパートで「無」のオンパレードにな […]

般若心経に『無』が21回も出てくるのはなぜ?観自在菩薩が教える『空』の境地と引き算法の秘密【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
「無」のオンパレードが示すものとは 是故空中 無色(ぜこくぢゅう むしき) 漢訳では省略されていますが、ここで3回目の舎利子への呼びかけがあります。つまり、ここからが舎利子に伝授される第3のパートというわけです。 その冒 […]

不増不減』の本当の意味|世間の解釈を超えた『4階の視点』から世界を観る方法【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
大いなるメッセージを読み取ろう 不増不減(ふぞうふげん) 六不の最後は「不増不減」です。「増えもせず減りもしない」ということです(ただし、原典では不減不増の順)。 これを、たとえば「自分のお金が増えたり減ったりしても、流 […]

不垢不浄(ふくふじょう)の意味|般若心経の『4階建てのたとえ』で自分という枠組みを外す方法【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
普通なら当然のことがなくなる世界とは 不垢不浄(ふくふじょう) 「六不」の続きは「不垢不浄」です。「垢(あか)がついて汚れることもなければ、きれいになることもない」という意味です。 ふつうの世界に暮らす私たちの常識からす […]

不生不滅の意味を辞書的に捉えると誤る?般若心経が説く『永遠ではない』広々とした展望【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
意味を辞書的にとらえると誤ってしまう 不生不滅(ふしょうふめつ) 般若心経には、ここから「六不(ろっぷ)(六つの否定)」が登場します。その最初が「不生不滅」です。そのまま読めば「生じない、滅しない」、いいかえれば「生まれ […]

是諸法空相の意味とは?サンスクリット語『ダルマ』から紐解く存在と空の本質【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
存在するすべてとそのつながりも「空」 舎利子 是諸法空相(しゃりし ぜしょほうくうそう) ここからが二つ目のパートになります。 この部分には「諸法」という言葉が出てきます。覚えておられるでしょうか。「諸法」については、最 […]

受想行識 亦復如是の意味|般若心経の『空』の本義は自分を縛る枠組みを外すこと【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
受想行識 亦復如是(じゅそうぎょうしき やくぶにょぜ) 「『色』について述べたことは、『受・想・行・識』についても同じ」と述べています。あえて書くなら以下のようになります。 「受不異空 空不異受 受即是空 空即是受」 「 […]

空即是色の意味とは?般若心経の『心の4階』から見る自己への執着と苦しみの消し方【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
空即是色(くうそくぜしき) 「空即是色」は、いうまでもなく「色即是空」を逆にいいかえたものです。「コップにスペースがなければ、そこに水は存在できない。逆に、水(など何らかのもの)を入れるのでなければ、スペースの意味がない […]

空不異色の意味とは?『空は無ではない』をコップのスペースで解説する般若心経入門【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
空不異色(くうふいしき) 「色不異空」を逆にいいかえたものが、この「空不異色」です。色、つまり物質すべては「空」と異ならない(同じ)と述べたあと、「空」は物質すべてと異ならない(同じ)と念押ししているわけで、ますます混乱 […]

般若心経の『舎利子』とは?智慧第一の弟子が小乗仏教の代表として登場する深い理由【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
舎利子(しゃりし) 舎利子はサンスクリット語の発音では「シャーリプトラ」で、「シャーリという名の母の子」という意味。お釈迦様の十大弟子の筆頭で、「智慧第一」とも呼ばれるすぐれた人物です。 般若心経では、観自在菩薩の教えを […]

般若心経『行深般若波羅蜜多時』の意味とは?観自在菩薩が到達した『高みの境地』【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
行深般若波羅蜜多時(ぎょうしんはんにゃはらみたじ) 瞑想するお釈迦様にいざなわれるように瞑想に入った観自在菩薩。それは、深遠な「般若波羅蜜多」という修行でした。「その深い修行をしているときに」というのがこの部分の意味です […]

『般若心経』の正式名称の意味とは?『心』が指すのは真髄ではなくマントラ(真言)だった【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】
仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう) 一行目は経題(きょうだい)、つまりお経のタイトルです。実は、般若心経のサンスクリット原典の冒頭に題はありません。インドの古い書物では、冒頭に題は書かず、 […]