プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑

プロの小説家が秘密にしたがる『語彙』のテクニック満載!小説家、ラノベ作家、漫画家、シナリオライター、脚本家、SNS投稿などでも使える、“頭の中のイメージを適切に描写する言葉選び”ができるようになる一冊が誕生!小説投稿サイトやSNSの普及により、簡単に自分の作品を投稿できるようになりました。そんな中、クリエイターが抱える悩みのひとつに『語彙力』や『言葉選び』があります。プロの小説家や人気があるクリエイターの文章には、適切かつ豊富な語彙を使った、わかりやすく魅力的な描写があり、それがあることで美しい世界観や、登場人物の細やかな感情などを思い通りに表現することができます。逆に語彙が乏しい文章では同じような表現が多くなったり、服装、景色、感情など、説明が難しいものをうまく表現できなかったりと、せっかく面白いストーリーやキャラクターを作っても、魅力的に表現することができません。そんな今よりもさらにクオリティの高い文章を書きたいクリエイターに向けて、本書では現役のプロの小説家による『語彙』とそれを使った表現方法を紹介します。 『感情』『身体的特徴』『声』『感触』『情景』『色』など、作品に必要な表現のカテゴリー別に語彙のバリエーションと使い方を解説!『悲しみ』という表現であれば「嗚咽をもらす」「うなだれる」など、主な身体的な反応の語彙を16種類に加えて、「塞ぎ込む」「途方に暮れる」など、メンタルの描写に関する語彙も16種類紹介。辞書として使えるだけでなく、その感情などを文章で書く上で意識すべき大切なことまでしっかり解説します。さらに、ラストには頭の中のイメージを文章で表現するため、プロの小説家による『語彙力検定』も掲載。イラストや状況を文章で表現する、という練習をすることで、語彙力と表現力が一気に上がります。読むだけで語彙が増え、幅広い表現が可能になるクリエイター必携の一冊です。

イラスト、マンガ、小説など、毎日さまざまな作品がネットに投稿されており、バズる作品もあれば、そうでないものもあります。そんな中、ほかのクリエイターより頭ひとつ抜けてクオリティを上げることができる技法が『語彙力』をアップさせることです。頭の中で描いたイメージがどんなに優れていても、セリフや文章で表現したときに、読者に伝わっていなかったら意味がありません。本書ではプロの小説家による、クリエイターに必要な語彙とその使い方を徹底解説します。喜怒哀楽などの感情表現はもちろん、情景や色、声など、有形から無形のものまで幅広く語彙を紹介します。迷ったときに辞書として使えるのはもちろん、表現の仕方や意識すべきことまで解説されているので、読後の自身の作品は一気にレベルアップしていること間違い無し!の一冊です。

キャラ造成は中身が大切!読者は窮地でのひたむきさや前向きさに共感し応援する!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

かっとう[英:Conflicted] 葛藤の意味 心のなかに相反する感情が生まれ、どちらを選ぶか迷うこと。 葛藤の類語 苦慮 相克 苦悶 もつれ せめぎ合い 対立 衝突 矛盾 ジレンマなど 葛藤における体(フィジカル)の […]

「懐かしむ」表現をインサートして活用すれば現在から過去へのワープが自然に成立する!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

なつかしむ[英:Nostalgic] 懐かしむの意味 過去のことを思い返し、それにひたること。 懐かしむの類語 懐古 懐旧回顧 追憶 回想 郷愁 望郷 ノスタルジー サウダージなど 懐かしむにおける体(フィジカル)の反応 […]

予測がつかない混沌は読者にとって至福の時間となる!?「疑う」ネタがあればあるほど物語は波乱に満ちる【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

うたがう[英:Doubt] 疑うの意味 本当かどうか怪しく思う。不審がる気持ち。 疑うの類語 懐疑 怪訝 疑心 疑念 猜疑 不審 疑問視 怪しむ いぶかるなど 疑うにおける体(フィジカル)の反応 こわばった表情 唇を固く […]

読者の期待を裏切って驚かせる「確信」を用意!物語展開において「確信」は決め手となる重要なセンテンスを担う【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

かくしん[英:Certainty] 確信の意味 固く信じて疑わないこと。 確信の類語 信念 所信 信奉 確証 断定 信用 信頼 過信 トラストなど 確信における体(フィジカル)の反応 しっかりとアイコンタクトを取る 目が […]

主人公が「自己嫌悪」を繰り返せば物語の世界観が真っ暗になる!物語創作での上手な「自己嫌悪」の表現法とは【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

じこけんお[英:Self-loathing] 自己嫌悪の意味 自分自身のことが嫌になる、うとましく思う状態。 自己嫌悪の類語 自己否定 自己憐憫 自己卑下 慚愧 憎しみ 恥じらい 情けなさ 不甲斐なさなど 自己嫌悪におけ […]

物語創作における「うぬぼれ」は主にフラグとして活用される!主人公のキャラ設定は謙虚な性格にすれば間違いなし!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

うぬぼれ[英:Smugness] うぬぼれの意味 自分が優れていると思い満足する、得意になる状態。 うぬぼれの類語 自信 自賛 自尊心 矜持 天狗 高飛車 おごり高ぶる プライド ナルシシズムなど うぬぼれにおける体(フ […]

不安な気持ちにさせる「気がかり」な事案を登場人物に小出しで与えると物語のフックになる!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

きがかり[英:Worry] 気がかりの意味 不安で気になること。心配事が心に引っかかっていること。 気がかりの類語 危惧 思案 杞憂 屈託 懸念 憂鬱 神経質 不安 気苦労 鬼胎など 気がかりにおける体(フィジカル)の反 […]

物語創作における「怯え」は何に怯えているかを描くことで、その人物像の物語性を如実に印象づけることができる!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

おびえ[英:Scare] 怯えの意味 恐れてびくびくすること。 怯えの類語 臆病 小心 恐縮 恐怖 戦慄 畏怖 心配 物怖じ 畏縮 怖気など 怯えにおける体(フィジカル)の反応 震える 血の気が引く 表情が消える 膝がが […]

物語を動かす機動力となる「驚き」読者に転換点の場面を印象づけるには?【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

おどろき[英:Surprise] 驚きの意味 予想外のことが起こったときに、衝撃を受けること。 驚きの類語 驚愕 びっくり 感嘆 愕然 仰天 瞠目 動転 震撼 震天動地 青天の霹靂など 驚きにおける体(フィジカル)の反応 […]

心身の反応が地味な表現「いら立ち」は決定的なエモーションに到達するまでの小道具として使う!?【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

いらだち[英:Annoyance] いら立ちの意味 思い通りにかず、気をもむこと。 いら立ちの類語 焦り 鬱憤 焦燥 短気 むしゃくしゃ 不服 鬱積など いら立ちにおける体(フィジカル)の反応 冷たい態度をとる 体に力が […]

「憎しみ」はキャラ造成の一端も担う!読者も憎む設定にするとより物語が面白くなる?【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

にくしみ [英:Hate] 憎しみの意味 あるものを激しく嫌い、反抗心を抱くこと。愛と対立した感情。 憎しみの類語 怨恨 いまいましい 憎悪 怨念 忌避 敵意 反目 倦厭 敵愾心など 憎しみにおける体(フィジカル)の反応 […]

「苦しみ」の感情描写は書き手が場面を十分に理解したうえで表現しないと伝わらない!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】

くるしみ [英:Suffering] 苦しみの意味 辛くてもがいている状態。 苦しみの類語 苦労 苦悩 不運 辛苦 難儀 腐心 悶々 苦渋 苦慮など 苦しみにおける体(フィジカル)の反応 息が詰まる 呻く その場から逃げ […]
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