眠れなくなるほど面白い 図解 日本史

歴史は「流れ」がわかると面白いほどよくわかる! 日本列島の誕生から文明の発達、集落から国づくりへ、貴族社会から武家の台頭と下剋上、鎌倉幕府と室町幕府、織豊時代と江戸幕府、幕末の動乱から明治維新を経て近代国家への道、帝国主義と世界大戦の時代、新しい世界秩序へーー日本の通史を「まるごと図解」解説! 異説や日本史の謎に迫るコラムも充実。

新技術導入の担い手となる応神天皇を支えた渡来人とは?【日本史】

第十五代応神(おうじん) 天皇代、四世紀〜五世紀の間のこと。大和朝廷は大和から河内に勢力範囲を拡大。本格的な中央政権として地方政権を圧倒するようになります。その力を象徴するのが巨大な前方後円墳でした。   奈良盆地の大和 […]

ヤマトタケルは一人ではない!?大和朝廷創業期に生田存在した若きプリンスたちとは?【日本史】

第十二代景行天皇代の事。天皇が九州南部の豪族熊襲(くまそ)を征伐し、大和に戻ると熊襲が再び背いたので日本武尊(やまとたける)を派遣。熊襲の長である川上梟帥(かわかみのたける)を討ちました。そして帰国途中、日本武尊は出雲建 […]

三輪山に出雲の神様、大国主命を祀ることが不自然な理由とは?【日本史】

第十代崇神(すじん)天皇代の事。疫病が流行して人口の半ばを失ったため、天皇が祭祀で疫病を治めようとしたところ、大物主大神(おおものぬしのみこと)(大国主命)が夢枕に現れ、「わが御前を祀(まつ)らしめよ」と伝えたので三輪山 […]

出雲大社のご神体は西方向、すなわち北九州を向いている理由とは!?【日本史】

従来より、出雲では銅剣銅矛(どうほこ)中心の九州文化と銅鐸(どうたく)中心の大和文化が混在していたのですが、ある日、突然終焉したと推測されています。荒神谷(こうじんだに)(出雲市)で大量の銅剣、銅鉾、銅鐸が整然と埋納され […]

日本最初の国を開いたと伝えられる神武東征説話の真偽とは?【日本史】

神武東征説話は、日向国(ひゅうがこく)(いまの宮崎県)の豪族イワレヒコが東の国へ攻め上がり、西日本を制圧し、大和国の橿原宮(かしはらのみや)にて初代天皇に即位。神武天皇となり、日本最初の国を開いたと伝えられる神話です。 […]

百花繚乱の勢い!邪馬台国の未だに決着が付かない重要な論争とは?【日本史】

鉄器が導入され、稲作が普及すると平等な縄文社会に貧富の差が生じ、支配する者とされる者に分かれます。また縄文社会同士でも差が生じ、強弱の差が出てきます。どれだけ鉄器を持っているか、どれだけ米が採れたか、で評価が決まるように […]

弥生時代に入り、稲作が急速に西日本一帯に普及した理由とは?【日本史】

縄文草創期以来、上昇し続けていた気温が縄文中期をピークにして下がり始めます。気候の寒冷化が顕著になり、少しずつ寒くなってきたのです。当然、植生も変わり、食料事情も厳しくなってきます。   その結果、人口が減少します。遺跡 […]

縄文農耕の発展で狩猟/採集道具より調理/保存用道具の開発/実用化が進んだ理由とは?【日本史】

縄文農耕が深化発展し、食生活が変化してくると狩猟・採集道具よりも調理・保存用道具の開発、実用化が進みます。 まず、炉が複式炉に改良され、常に置き火をおいて、いつでも調理できるようになりました。煮炊きに使う深鉢だけでなく、 […]

三内丸山遺跡の分析で最近判明した縄文農耕の始まりのきっかけとは?【日本史】

土器が発明され、食糧加工、保存技術が改善されると定住生活が可能となり、集落が営まれるようになりました。これは最近になってわかってきたことです。   定住生活が始まると周辺の自然環境に手を加え、種子を選択して栽培するように […]

縄文文化が発生した理由とは?【図解 日本史】

日本海に暖流が流れ込み、日本列島の気候変化、植生変化、生態変化が始まり、自然環境が一変したことが縄文文化成立の前提条件になっています。 古生態学者たちの花粉分布測定調査では、いまから一万二千年前までは亜寒帯性の針葉樹林が […]

日本列島は北から南まで火山が連続する火山列島【日本史】

火山の崇拝【日本史】 環太平洋諸国諸地域、とりわけ、日本列島は世界でも名立たる火山地帯として知られています。日本列島は北から南まで火山が連続する火山列島なのです。   火山は一旦爆発すれば、辺り構わず焼き尽くし、緑の沃野 […]

乾燥した大陸性気候から湿潤の海洋性気候に一変。日本列島の誕生【日本史】

日本列島の誕生【日本史】 地理的、地政学的条件は、その国の歴史と文化を規定すると言われています。それは単に攻めたり、攻められたりする出来事だけでなく、その国の成り立ちや国民の本性、本質までも規定するということです。 たと […]
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