CASE 06 水や風の管理をしっかり行えば安定した環境を作れるのがLED栽培
育成植物 | パキポディウムグラキリス中心にグラキリス系全般(グラキリス、ウィンゾリー、バロニー、マカイエンセ、 エブレネウム)、アガベ系(アガベチタノタ、白鯨、ブラックアンドブルー、ユタエンシス)、灌木系(オペルクリ カリアパキプス、コミフォラカタフ、コミフォラホルトジ アナ、コミフォラフンベルティ、コミフォラアフリカーナ、センナメリディオナリス)、アデニア系全般(アデニア グラウカ、スピノーサ、グロボーサ、クリスタルグリーン)、冬型植物(ペラルゴニウムミラビレ、ケラリアピグマ エア、モンソニアムルチフィダ、亀甲竜)、サボテン系(コピアポア黒王丸、孤竜丸、アストロフィツム系、瑠璃兜、ロフォフォラ系)、オブツーサ等の多肉植物、アデニウム、ステファニア、ブーファン、キフォステンマ、ユーフォルビア系全般など |
使用機材 | ◎ LEDライト/ BARREL「TSUKUYOMI」「AM ATERAS」(計18台) ◎その他機材/アイリスオーヤマのサーキュレーター(360度首振りタイプ)、他2台の計3台 |
LEDライト 使用方法 | ◎使用時間/ 12 時間(タイマー制御) |
室内栽培にありがちな徒長は水のやりすぎも原因
天候に左右されないことが LED栽培の最大のメリットだと言う kazuo.o520 さん。「夏場は太陽光が強すぎると焼けてしまったり、急な雨で根腐れを起こしてしまうことがありますが、そういった不安がないことは大きなメリットです。
LED導入当初は屋内栽培用の部屋は日当たりが非常に悪かったのですが、年間を通して屋内で栽培していた植物も、LEDだけでも十分に生育が可能でした」。
kazuo.o520 さんの LED栽培のコツは「水は少なめで管理すること」だそう。植物用の LEDとはいえ太陽光よりは弱いため、水を与えすぎると徒長してしまい、見た目が悪くなってしまうためです。
また、「LEDだけで栽培していた植物を屋外管理へ移行する際には、太陽光による葉焼けのリスクが高いため、慣らし期間を設けてあげること」も、コツのひとつとのこと。
【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)
【書誌情報】
『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』
著:日本文芸社(編集)
本書は、観葉植物の歴史から最新のLEDライトを使った室内栽培法まで、幅広く解説した一冊です。古代文明から続く観葉植物の文化は、現代においても多くの人々に愛され、特にLEDライトの普及により、室内でも多様な植物が栽培可能となりました。光の重要性や具体的な栽培方法を紹介し、実際にLEDライトを使って栽培を楽しむ人々の成功例やアドバイスを掲載。初心者から上級者まで参考になる内容が詰まっています。
公開日:2024.10.16