SPORTS COLUMN
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わずか1カ月強で初先発&初勝利/CS/日シリを経験したスーパールーキー!戸郷翔征

Text:橋本雅生

2020プロ野球ブレイク候補を青田買い!

覚醒期待のスーパースター候補は誰!?

ファンにとって楽しみのひとつがブレイク選手の登場だ。その候補生、今年もいるいる。どこかマンガチックな選手から若き苦労人、最後の和製ランディ・ジョンソンに鳴り物入りの大物まで、魅力たっぷりのセ・パ11名の投手をご紹介!

わずか1カ月強で初先発&初勝利、CS、日シリを経験!

戸郷翔征(読売ジャイアンツ)
■ブレイク確率:65%

思い切った若手起用をする原監督だけに誰かが出てくることは考えられたが、それが戸郷翔征だとは……。それも高卒新人が勝てば優勝が決まる試合(9月21日DeNA戦)でプロ初登板初先発というのは史上初のことだから、なおさら驚いた。

結局、この試合での初勝利はならずも、150キロ超の直球をぐいぐい投げ込んで4回2/3を4安打2失点はただただお見事。「(緊張で)涙が出そうだった」という一方で「でも楽しかったです」という図太さとダイナミックなフォームは合致する。

2度目の登板となった9月27日DeNA戦では5回からの2番手で4回2安打無失点7奪三振で初勝利。CSでも日本シリーズでも投げるなど、わずか1カ月強の間に大きな舞台を経験できたのは、それだけの運と素質を持ってこそ。

高校時代の最速149キロは1年で154キロまでクイッと上昇。これにカットボール、スプリット、スライダー、チェンジアッ プを織り交ぜるのだが、変化球はすべて「握りを自分で探って、遊び感覚で」身につけたという。身体の可動域も広そうだし、一体どこまで伸びるのか。アンチ巨人の皆さんも要注目です。

写真:あもあもだいち