防御率2.28で8勝目挙げた森下暢仁
10月10日にマツダスタジアムで行われたヤクルトスワローズとの一戦で6回105球で、4安打、8奪三振、無失点と素晴らしい投球を披露し、巨人戸郷に並ぶ8勝目を挙げ、新人王争いに名乗り挙げた森下暢仁。
森下暢仁は、初回にノーアウト満塁ピンチを背負うも無失点で切り抜け、その裏、松山竜平のレフト前タイムリーヒットで先制。5回には1アウト満塁から1番・宇草孔基のプロ初タイムリーヒットとなるセンター前ヒットで2点を追加した。3点リードで迎えた6回にも1アウト満塁のピンチを迎えたが、ここも無失点で切り抜け、6回8奪三振無失点の好投で8勝目をマークした。
これで、巨人戸郷翔征に並ぶ8勝目挙げ、新人王争いに名乗り挙げた森下暢仁は成績だけで見ると、戸郷翔征を上回る。
森下暢仁(広島) 15試合8勝3敗 防御率2.28 98回2/3 104三振
戸郷翔征(巨人) 14試合8勝4敗 防御率2.75 78回2/3 81三振
あとはどれだけインパクトを残したかだが、戸郷翔征は優勝争いの中で8月に4戦4勝をマークし、森下暢仁は8月14日に12球団新人一番乗りの完封勝利を達成した。
両者ともにインパクトを残しているが、残り4-5試合の登板機会でより結果とインパクトを残す必要がありそうだ、
公開日:2020.10.11