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広島球団史上2人目となる3年連続開幕戦勝利投手へ!OP戦投手三冠王に輝いた大瀬良大地

OP戦投手三冠王に輝いた大瀬良大地

プロ野球は3月21日にオープン戦の全日程が終了し、開幕へ向けて調整を続ける主力選手もいる傍ら、期待の新戦力も数多く台頭した。

その中でも、特に目覚ましい結果を残したのが、開幕投手を務める広島カープの大瀬良大地だ。

大瀬良大地は、練習試合を含む今春実戦は4試合計18回無失点を記録し、オープン戦のタイトルを防御率0.00で最優秀防御率、勝率1.000で勝率10割を記録し、19奪三振で最多奪三振とオープン戦投手三冠王に輝いた。

球威ある直球でソフトバンク打線を黙らせる

最終調整となった19日のソフトバンク戦に先発登板した大瀬良大地は、スライダー、フォークなどでカウントを整え、最速149キロのストレートとカットボールを勝負球にソフトバンク打線をねじ伏せ、6回被安打2、6奪三振での無失点に抑えた。

最速149キロのストレートで6三振を奪った大瀬良大地は「これまでよりも速さが出ていた。いままでの試合よりも(球速を)意識して投げていた。感覚も打者の反応も良かったし、スピードも出るに越したことはない。本当に良かったと思います」と球威でソフトバンク打線を押し込み、開幕へ向け、抜群の仕上がりを見せた。

ソフトバンク打線を力でねじ伏せ、開幕へ向け、万全の大瀬良大地に対し、佐々岡監督は「真っすぐが、本当に力がある。しっかりと調整してきてくれた」。と自信を持って開幕戦に送り出せると絶賛した。

昨年9月に右肘手術を受けながら開幕投手に指名された大瀬良大地はエースとしての責任感でここまで突き進み、柔らかさとしなやかさを求めるため、約半年かけて意図的に5、6キロの減量にも取り組み、掴んだソフトバンク打線をも黙らせる抜群の球威を纏ったストレートでオープン戦投手三冠王に輝く結果を残した。

大瀬良大地は最高の手応えを残し、1982~1984年北別府学以来、球団史上2人目となる3年連続開幕戦勝利投手へ挑む。