SPORTS COLUMN
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日本初のトミー・ジョン手術から華麗なる復活を遂げた!村田兆治

Text:安東渉

プロ野球カムバック列伝

不屈の闘志で復活を果たした男たち

多くのプロ野球選手が経験する、選手生命の危機となるようなケガや故障。しかしこれまでには、絶望的と思われた状況でも決して諦めず、不屈の闘志で奇跡の復活を果たした凄い男たちがいた!

右ヒジ手術から復活し日本の常識を変えた男!

1985年の村田兆治
『トミー・ジョン手術からの華麗なる復活!』

独特のダイナミックな投法が「マサカリ投法」と呼ばれ、キレの鋭いフォークで4度の奪三振王に輝いている村田兆治は、いまでこそ常識となりつつあるトミー・ジョン手術を行い、それまで日本球界ではタブーとされていた投手の肘にメスをいれてはならないという常識を打ち破ったパイオニアだ。1968年に東京オリオンズ(後のロッテ)にドラフト1位で入団して以来、パ・リーグを代表する投手となっていた村田兆治だが、1982年に右ヒジを故障。さまざまな治療法に取り組むも改善されず、翌年に右ヒジの手術を決意する。以降、2年間のリハビリを経て、本格的な復帰となった1985年に開幕から11連勝というプロ野球記録樹立。トミー・ジョン手術が有効な治療法であるということを証明してみせた。

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