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2年ぶり3割超えも1000万円UPのみは渋すぎ!?宮崎敏郎【プロ野球契約更改を斬る’21】

Text:小林雄二

プロ野球契約更改を斬る!2021

コロナ禍で揺れに揺れた昨シーズン。その影響か、契約更改もなにやらスッキリしない不思議の査定がちらほらと…。もんなモヤモヤを今年もちょろっと摘み出します。

打線で重要な役担い2年ぶり3割超えも…

宮崎敏郎/DeNAベイスターズ
1億6000万円→1億7000万円/1000万円UP
2020年成績:113試合 打率.301 14本塁打 53打点

昨季まずは6番からスタートし5番、3番、2番と打順を変えて「新米4番」の佐野の前後という重要な立ち位置を担いながらも2年ぶりの3割超え(打率はセ7位)。14本塁打、53打点は宮崎敏郎にしてはやや物足りない気がするものの、シーズン通して一度も打率3割を切ることがない安定した働きぶりはもっと評価されてもいいかな…と。

しっかり振り切る打撃でありながらわずか29三振も相手チームはイヤですぞぉ。契約更改の席で球団側から「中心選手として来シーズンも頑張って」と言われたようだが、だったらなおのこともっと積んであげれば?…と。順調だと今オフFA資格獲るわけでしょ? そのあたりの事情も考えると「この金額&単年契約じゃあ…」というベイファンのモヤモヤ感もわかる気が…

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