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糸井2世?柳田2世?違う、佐藤輝明1世だ!長嶋茂雄以来63年ぶり新人1試合3HRを記録

Text:西沢直

即戦力が続々!今季は空前の“新人”当たり年に!2021プロ野球ドラ1ルーキーたちの現在地

今季は空前絶後のルーキー豊作年といわれ、すでにチームの主力となっている選手も!昨年のドラ1たちの現在地を見てみよう。

糸井2世? 柳田2世?違う、佐藤輝明1世だ!

阪神の昨年のドラ1佐藤輝明はルーキー離れした素晴らしいシーズンを送っている。今季開幕ダッシュの立役者であり、巨人やヤクルトとの優勝争いを繰り広げるチームを1年目にして支えている。

なにしろオープン戦から違いを見せつけた。12球団最多の6本塁打を放ち、開幕を1軍で迎える。ルーキー初の開幕2カード連続本塁打を記録すると、5月の広島戦で初の4番に座り、満塁本塁打を含む5打点を挙げた。西武戦では長嶋茂雄氏以来63年ぶりとなるルーキーによる1試合3本塁打を記録。

7月のオールスターでは宮城大弥(オリックス)との注目の対決で本塁打を放ち、8月は故・大下弘氏の持つ新人左打者の最多本塁打記録、田淵幸一氏の持つ球団新人最多本塁打記録を更新している。

佐藤の魅力といえば、やはり豪快なフルスイングから放たれる美しい本塁打にある。三振の多さが指摘されるが、そんなものを補って余りある絶対的パワーがある。糸井2世、柳田2世などと呼ばれることもあるが、違う。佐藤輝明1世だ。9月には不振で2軍落ちを経験したが、これもまた佐藤がさらにスケールアップするための糧になるはずだ。


出典:『がっつり! プロ野球(29)』