即戦力が続々!今季は空前の“新人”当たり年に!2021プロ野球ドラ1ルーキーたちの現在地
今季は空前絶後のルーキー豊作年といわれ、すでにチームの主力となっている選手も!昨年のドラ1たちの現在地を見てみよう。
22試合連続無失点をマークした栗林良吏
今やすっかり広島の守護神として定着した栗林良吏。東京五輪では全5試合に登板して2勝3Sと侍ジャパンの金メダル獲得に貢献したのは記憶に新しいところ。プロ1年目にして、広島にとどまらず、日本の絶対的守護神となったのである。
日本代表に呼ばれたのは、前半戦の活躍によるところが大きい。なにしろ開幕2戦目にプロ初登板初セーブを挙げると、以降22試合連続無失点をマーク。新人投手による開幕からの連続試合無失点記録をあっさりと更新したのだ。
もちろん18S、防御率0.53という数字に文句をつける者はいまい。まるで大卒時に指名漏れした屈辱を晴らすかのような、非の打ちどころのない成績である。
セの新人王争いは栗林と佐藤輝明、牧秀悟の三つ巴となっているが、近年まれに見るハイレベルな新人王争いのなか、栗林が獲得できるか注目だ。
出典:『がっつり! プロ野球(29)』
公開日:2021.12.11