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西川遥輝/鈴木大地/銀次/岡島豪郎など30代選手重用で渋滞中の楽天イーグルスが取り組むべき課題は思い切った世代交代!!

12球団完全データファイル2022

オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!

【オフ&来季の課題】ベテラン重用で渋滞中…基準を1ランク上げるべき

 先発陣で突き抜ける若手が出てこなかったのは致し方ないが、野手陣は目詰まりを起こしつつある。

不調の西川を1番で起用し続け、西川の調子とチームの調子を切り離せなかったのもあるが、「及第点」の主力を使い続けたことも停滞感を生んだ。

鈴木大地、銀次、岡島豪郎など30代の選手は「そこそこ」の結果。落第点とまではいえないが、伸びしろがなくなっているのも事実。

アンタッチャブルに切り込むのが首脳陣の仕事でもある。球団創設以来の課題である生え抜き野手の育成。思い切った世代交代を断行してもファンから不満が漏れ出ることもないだろう。来季は石井一久監督の決断に注目。

楽天イーグルス過去10年間シーズン成績

2013 星野仙一 1位 144試合 82勝 59敗 3分 勝率.582
2014 星野仙一 6位 144試合 64勝 80敗 0分 勝率.444
2015 大久保博元 6位 143試合 57勝 83敗 3分 勝率.407
2016 梨田昌孝 5位 143試合 62勝 78敗 3分 勝率.443
2017 梨田昌孝 3位 143試合 77勝 63敗 3分 勝率.550
2018 梨田昌孝 6位 143試合 58勝 82敗 3分 勝率.414
2019 平石洋介 3位 143試合 71勝 68敗 4分 勝率.511
2020 三木肇 4位 120試合 55 57勝 8敗 勝率.491
2021 石井一久 3位 143試合 66勝 62敗 15分 勝率.516
2022 石井一久 4位 143試合 69勝 71敗 3分 勝率.493

例年、序盤は首位争いを展開するも中盤以降失速……がお決まりパターンに。投手陣の高齢化もやや気になるところで、そろそろ世代交代に乗り出さなければマズい!?

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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