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大砲の競争活性化へ!DeNAが外れ1位指名すべき正木智也/慶應大

2021ドラフト12球団はこの選手を指名しろ!
DeNAベイスターズ編

三浦大輔新監督のもと、再スタートを切ったDeNAだが、今季はBクラスに沈む苦しい戦いを強いられている。近年は主砲・筒香嘉智に加えて梶谷隆幸、井納翔一といった主力の流出も相次ぎ、世代交代は急務。故障者の多い投手陣充実と野手の主軸候補、どちらを優先させるかも注目。

今年も1位で先発補強を大砲の競争活性化なるか

チーム防御率4.29(9月8日時点)はセ・リーグワースト。故障明けの今永昇太以外に勝ち星を計算できる先発投手がいないのは厳しい。近年はドラフト上位で先発型の投手を獲得し続けているが、今年も先発投手は優先順位の高い補強ポイントになる。また、DeNA入団後に故障して活躍が長続きしないケースが目立つため、故障リスクの小さい投手が求められる。

即戦力性と体の強さを考慮すれば、隅田知一郎(西日本工業大)か廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)が適任。とくに隅田は今永とタイプが近いだけに、いい手本のいるDeNAへの入団は球団も本人も好都合だろう。ただし、今年に入って隅田の株が高騰している背景を考えると、1位で入札が重複する可能性もある。

入団1年目から即先発ローテーション入りできるほどの投手など、そういるものではない。そこでドラフト1位で隅田を獲得できない場合は、思い切って野手指名に振り切るのも手だ。

若手野手陣はドラフト2位ルーキー・牧秀悟の大活躍、ホープ・森敬斗の開花の兆しと明るい材料はある。その一方、期待されてきた和製大砲候補・細川成也は、コロナ禍でオースティン、ソトの両外国人の来日が遅れた今季でもチャンスを生かせなかった。細川の尻に火をつけるような、大型スラッガーが求められる。

そこで年代的にもピッタリとマッチするのが正木智也(慶應大)である。爆発的な打球音と広角に飛距離を伸ばせるスイングは、魅力たっぷり。以前まではスイング軌道が遠回りする悪癖があったが、インサイドアウトのスイングを身につけることで改善されてきた。今春は一塁守備もソツなくこなし、守備位置の選択肢が広がったのもプラス材料になる。

また、チーム戦略上の問題も大きいが、積極的に盗塁を決められる人材がいない点も補強ポイント。外野手なら丸山和郁(明治大)、内野手なら大内信之介(JPアセット証券)は面白いスピードスター候補だ。

こんな指名はNGだ!

DeNAのファームの試合を見るたびに、野手の人数不足が気になる。本来のポジションで出場できない選手もいる。若い選手の実戦経験が増えるのは喜ばしい反面、健全な競争になっているかは疑問だ。チーム運営上の方針もあるが、投手偏重ではなくもう少し野手の指名人数を増やしてもいいのではないか?

おすすめ指名順位は外れ1位指名!

●正木智也/慶應大・内野手


出典:『がっつり! プロ野球(29)』

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