試合決める3打点の活躍見せた菅野智之
8月25日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズとの一戦で7回91球、5安打6奪三振2失点で巨人54年ぶりの開幕9連勝を決めた菅野智之。
過去通算10試合で1勝6敗、防御率5.76と鬼門だった神宮球場でいきなり2失点で、菅野智之の開幕9連勝が遠のいたかと思われたが、2回以降はさすがの修正力を示し、無失点ピッチングを続けた。4回以降は8回の打席で代打を送られるまで1人の走者を許さなかった。
打撃では、3-2で迎えた7回2アウト満塁の場面で打席に立った菅野智之は、ヤクルトの4番手・大下佑馬の甘く入ったスライダーをとらえると、打球は前進守備の左中間を抜け、打球が転々とする間に3人の走者が一気に生還。走者一掃のツーベースヒットを放ち、ベース上でガッツポーズを見せた。
自らのバットで貴重な追加点を奪い、巨人54年ぶりの開幕9連勝を決定づけた。
これで今シーズンの成績は12球団単独トップの9勝を挙げ、防御率1.61とタイトル争いでもトップをひた走る。
菅野智之がどこまで記録を伸ばせるか注目だ。
公開日:2020.08.26