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菅野智之の代役として605日ぶりの1軍マウンドに上がる!野上亮磨

今季初登板初勝利を掴んだ高橋優貴

4月1日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦で、巨人開幕ローテ最後の人枠に滑り込んだ高橋優貴が今季初登板し、初回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せるなど、7回4安打1失点(自責0)の好投でチームに4戦ぶりの白星をもたらした。

2回には1アウト1、3塁のピンチを招いたが、木下拓哉を投ゴロ、根尾昂を遊ゴロに仕留め、ピンチを乗り切ったが、3回2アウト1、3塁のピンチで中日ドラゴンズ4番・ビシエドのライト線へ上がった打球を梶谷隆幸が落球し、三塁走者の生還を許し、不運な形で先取点を許した。

しかし、1点ビハインドの5回2アウト2塁のピンチでは、ビシエドを118キロのスクリューで空振り三振に切って落とし、ガッツポーズを作り、普段は穏やかな高橋優貴の感情が爆発した。

今季初登板初勝利を掴んだ高橋優貴は「もう絶対、点をやらない、ただそれだけだった」。と宮本投手チーフコーチが求めていた貪欲さが垣間見えた。

原監督は「(高橋が)7回投げ切ったのは大きいね。非常にいいスタートを切った」。と絶賛した。

605日ぶりの1軍登板の野上亮磨

本日4月2日のヤクルトスワローズ戦に、本来は4年連続7度目の開幕投手を務めた菅野智之が登板予定だったが、足の違和感で出場選手登録を抹消された為、2軍で好調だった野上亮磨が指名された。

野上亮磨は2019年10月にジャイアンツ球場で左アキレス腱を断裂し、手術を受け、昨年6月に実戦復帰を果たし、今季完全復活へ2軍で調整を行ってきた。

3月26日に行われたイースタン・リーグの日本ハム戦では6回2安打無失点と好投しており、菅野智之の代役に抜擢された。

1軍公式戦での先発は、2019年8月6日の中日ドラゴンズ戦以来、605日ぶりとなる野上亮磨は「東京ドームのマウンドに立てることに感謝して一人一人勝負したいと思います」。と意気込んだ。

突如舞い込んだ1軍マウンドでの登板で、野上亮磨が完全復活となる投球を披露することができるのか注目だ。