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【巨人】264日ぶりの実戦復帰を2回0封に抑えた原監督が1軍復帰を待ち望む右腕とは!?

264日ぶりに実戦復帰した鍬原拓也

5月3日に巨人3軍が参加している社会人野球のJABA選抜新潟大会・千曲川硬式野球クラブ戦で鍬原拓也が9か月ぶりに実戦復帰した。

2点リードで迎えた5回から登板した鍬原拓也は、先頭打者を空振り三振に抑えると、1アウト1、3塁のピンチの場面では1番打者を遊ゴロ併殺に打ち取り、ピンチをしのぎ、6回は先頭打者に四球を許すと、その後は後続を抑えて2回22球、2安打無失点の好投で264日ぶりのマウンドを降りた。

鍬原拓也は昨年8月12日のイースタンリーグ・日本ハムファイターズ戦の登板中に右肘を痛め、負傷降板し、その後右肘の肘頭骨折と診断され、手術を受け、 シーズンオフに育成選手として再契約となり、背番号「029」で再出発していた。

育成選手再契約時には「『来年の日本シリーズのマウンドに立ってもらいたい』と言ってもらいました。1日でも早く元の状態に戻れるように。1日でも早く(背番号)2桁に戻って1軍のマウンドに立てるように」。と語っていた鍬原拓也がリハビリを進め、順調にステップアップして実戦登板までこぎつけた。

3軍マウンドではあるが、2回を無失点で切り抜けた鍬原拓也は、支配下登録へ向け、大きな一歩を歩み始めた。

ここから更にステップアップし、2軍マウンドでも好投を見せれば、支配下登録も見えてくる。

早々に支配下登録を勝ち取り、今シーズン中に鍬原拓也が1軍のマウンドに立つことができるか注目だ。

2017年ドラフト1位右腕の復活を原監督も待ち望んでいる。