プロ通算2度目の4安打の固め打ちを披露した吉川尚輝
5月25日に東京ドームで楽天イーグルス戦で、「3番・二塁」で先発出場した吉川尚輝は、5打数4安打2盗塁と大暴れの活躍で、巨人の勝利に大きく貢献した。
初回2アウト走者なしの場面で打席に立った吉川尚輝は、楽天イーグルス先発の岸孝之の3球目144キロのストレートをショートへの内野安打とすると、3回1アウト走者なしの場面では初球を叩き、出塁すると、続く岡本和真の打席で盗塁を敢行し、成功させ、スモークのタイムリーヒットを呼び込み、4回にもセンター前にヒットを放ち、3安打猛打賞を記録すると、7回にもショートへの内野安打を放ち、4安打の固め打ちを披露した。
プロ通算2度目の4安打の固め打ちを披露した吉川尚輝は「たまたまの部分もありますけど、しっかりボールに入っていけている。結果的にヒットになったことは良かった」。と打撃の状態の良さを語った。
坂本勇人が不在の中、22日の中日ドラゴンズ戦で吉川尚輝をプロ初の3番に抜擢した原監督は「非常にこのところ上向き。3番に置いて非常にいいものを出してくれている」。と3番に抜擢してからの3試合目となった吉川尚輝の活躍を絶賛した。
この試合、4安打の固め打ちで、5月打率驚異の.421とし、シーズン打率も.304と3割に乗せた吉川尚輝。
5月の勢いそのままに、吉川尚輝が交流戦でも打撃の調子を落とさず、巨人を勝利に導くことができるのか注目だ。
公開日:2021.05.26