18日の阪神戦から1軍復帰の丸佳浩
打撃不振で6月5日から2軍で再調整を行っていた丸佳浩が、18日からの阪神タイガース3連戦で1軍復帰する為、15日にジャイアンツ球場で行われた1軍の全体練習に合流した。
10日ぶりに1軍本隊に合流し、全体練習に臨んだ丸佳浩は片手や逆手のティー打撃や打撃練習後も中堅でノックを受けるなど、精力的に汗を流した。
全体練習を終えた丸佳浩は「結果うんぬんではなくて、自分の中で打席の入り方とか、そういった部分では少しずつですけどできているのかなとは思っています」。と復調の糸口をしっかりと2軍調整期間で導き出せたようだ。
5日に巨人移籍後初の打撃不振で出場選手登録を抹消され、2軍で再調整を行っていた丸佳浩は、構えやタイミングの取り方を見直し、2軍戦ではバックスクリーン弾を放つなど打率.346と状態を上げてきた。
2軍調整期間中には長嶋茂雄終身名誉監督から直接指導も受け「主に姿勢の話をしていただいた。ああいうふうにおっしゃっていただいたので、自信をもってやっていけたらなと思います」。と長嶋茂雄終身名誉監督からの言葉に後押しされ、自信を持って1軍に戻ってきた。
全体練習で丸佳浩の状態を確認した原監督は「大丈夫でしょう」。と太鼓判を押した。
坂本勇人、丸佳浩、梶谷隆幸が不在の間、孤軍奮闘し続けた4番・岡本和真は現在、19本塁打を放ち、本塁打王争いでヤクルト村上宗隆に1本差に迫る2位につけている。
勝負の夏を迎え、より一層競争が激化する中で、岡本和真を少しでも楽に打席に立たせる為に丸佳浩の活躍が必要不可欠となる。
リーグ前半戦の遅れを取り戻す活躍を丸佳浩が披露することができるか注目だ。
公開日:2021.06.16