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阪神西から唯一の長打で大城の決勝打呼んだ梶谷離脱の穴埋める巨人の救世主とは!?

両チーム初で唯一の長打放った亀井善行

7月11日に甲子園球場で行われた阪神タイガース戦に、「6番・左翼」で先発出場した亀井善行は、3打数1安打とこの試合唯一の二塁打を放ち、巨人の勝利に大きく貢献した。

8回、先頭打者で打席に立った亀井善行は、阪神タイガース先発の西勇輝の5球目131キロのスライダーを捉え、この試合両チーム初の長打となるツーベースヒットを放ち、大城卓三の先制タイムリーヒットを呼び込んだ。

決勝点を呼び込むこの試合両チーム唯一の長打を放った亀井善行に対し、原監督は「ツーベースっていうのは、もちろん打ったカメちゃんがすごい」。と絶賛した。

亀井善行は、10日の阪神タイガース戦で、初回1アウト満塁の場面で、カウント0-2から伊藤将司のストレートを右手に受け、その場にうずくまった梶谷隆幸に代わり、代走で途中出場を果たし、この試合も続けて起用され、6月20日の阪神タイガース戦以来となる約1ヶ月ぶりの先発出場を果たした。

右第3中手骨骨幹部骨折で離脱となった梶谷隆幸に代わり、約1ヶ月ぶりの先発出場を果たした亀井善行だが、ブランクは全く感じさせず、リーグ前半戦最後の山場となった首位攻防の伝統の一戦で、巨人を勝利に導くこの試合両チーム初で唯一の長打となるツーベースヒットを放った。

今シーズンは代打での起用が多く、ベンチからチームを盛り上げていたベテランが、突然の先発起用でもしっかりと結果を残し、チームの勝利に貢献し、ベテランの底力を見せつけてくれた。

残り2試合でリーグ前半戦を終え、リーグ後半戦へ向かう巨人をどのような活躍で亀井善行が後押ししていくのか注目だ。

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