特別メニューで打撃強化図る小林誠司
7月18日にジャイアンツ球場で行われた巨人1軍全体練習に、小林誠司がチームで唯一ユニフォーム姿で臨んだ。
特別メニューが組まれている小林誠司は、室内練習場で後藤野手チーフコーチとフォームを確認しながら、マンツーマンでマシン打撃練習を敢行し、その後はグラウンドでフリー打撃を行い、前日に続き同じメニューを消化した。
炭谷銀仁朗が楽天イーグルスに移籍したことでチーム最年長捕手となり、指揮官からも「捕手リーダー」として大きな期待を寄せられている小林誠司は、原監督が「調整、矯正、休養の3つを、うまく使い分けながらやりたい」。と話していた言葉を胸に、課題とされている打撃力アップに励んだ。
21日には1、2、3軍が東京ドームに集結し、特別ルールの変則紅白戦を行う予定で、月末からはパ・リーグ球団と計7試合のエキシビションマッチも組まれており、後半戦の1軍メンバー選抜に向けたサバイバルレースが始まる。
オリンピック期間中に小林誠司がどのようなアピールをして、スタメンマスクを勝ち取ることができるのか注目だ。
公開日:2021.07.19