SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

  • HOME
  • SPORTS COLUMN
  • 【巨人】約1年ぶり白星で支配下掴んだ!原監督が先発&中継ぎで大車輪の活躍期待の右腕とは!?

【巨人】約1年ぶり白星で支配下掴んだ!原監督が先発&中継ぎで大車輪の活躍期待の右腕とは!?

支配下登録掴んだ鍬原拓也

8月30日に、巨人は育成選手の鍬原拓也、喜多隆介と支配下選手契約を結んだことを発表した。

支配下選手契約を結んだ鍬原拓也は、「029」だった背番号を昨シーズンまで背負っていた「46」に変更された。

悩み、苦しみ支配下登録を掴んだ鍬原拓也は、「ここまで携わってくださった方々に感謝しています。チームの優勝に貢献できるようにまた、ファンの皆様に応援していただけるようより一層頑張ります!」とSNSで綴った。

鍬原拓也は昨シーズン、右肘の肘頭骨折で手術を受け、今シーズンは育成選手として再出発を切り、5月7日の西武ライオンズ戦で2軍戦に復帰し、最初は短いイニングで自分の投球を取り戻す取り組みを行い、7月24日の西武ライオンズ戦で4イニングとロングリリーフに臨み、最速150kmをマークした直球を軸に、4回3安打無失点3奪三振と抜群ピッチングを披露し、昨年7月30日のイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦以来、約1年ぶりの公式戦白星を手にした。

手術前はサイドスローに挑戦していた鍬原拓也だが、今年はもう一度腕の位置を上げるフォーム改造に取り組んだことが功を奏し、直球のキレや威力も鍬原拓也自身が求めていたものに近づき、7月31日のDeNAベイスターズ戦では、6回7安打2失点4奪三振で2勝目を挙げ、8月22日の楽天イーグルス戦では、7回6安打2失点4奪三振と好投し、2軍戦ではここまで14試合に登板し、2勝1敗、防御率3.64をマークし、先発、中継ぎ両方での活躍に原監督も期待を寄せている。

怪我で野球ができない悔しさを知った鍬原拓也が、どん底から這い上がり、ついに支配下登録を掴んだ。

鍬原拓也には、再度掴んだチャンスをしっかりとものにし、1軍のマウンドで躍動してもらいたい。